AFCフォーラム 2020年2月号
国産材促進の方策を追う

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国産材促進の方策を追う
- みんなで取り組むウッド・チェンジ
長野 麻子
国産材の利用増大のためには、公共建築物など非住宅建築物の木質化が重要だ。「伐って使って植える」持続可能なサイクルをつくり、森林資源の循環的利用をはかることが課題である
- 国産材の需要をひらく新たな挑戦
高田 克彦、佐々木 貴信
橋梁、治山・治水施設など土木分野でも国産材の利活用が進み、高度化している。さらなる利活用を図るためには、乗り越えるべき3つの課題がある
- CLT集成材の活用が国産材を復活
佐々木 幸久
国産材需要の半数を占める住宅建築は、人口減少により需要減退が予想される。新たな需要創出に、大断面集成材やCLTは木造建築の可能性を高めることができる
- 5年前に比べ女性の雇用割合が増加
景況感、改善するも低迷抜けず
―農業景況調査(2019年7月調査)―
経営紹介
- Bioフォレステーション株式会社/神奈川県
近藤 亮介
スケールメリットを追求し林齢の平均化された山林に整える。強みの燃料用チップで利益を確保しつつ、未来を見据えた経営戦略を展開する
変革は人にあり
- 日髙勝三郎商店/宮崎県
日髙 勝三郎
90年続く素材生産業者の三代目。伐採と造材に加えて再造林も手掛け、森林環境保全に取り組むなど、丸太生産のプロ集団として責任ある森林経営をめざしている
観天望気
農と食の邂逅
- 尾池 美和/香川県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
耳よりな話 214回
まちづくりむらづくり
- 地場産そば粉100%のそば屋が人気
互助と信頼で結ばれた集落が取り組む
有限会社荒神の里・笠そば/奈良県桜井市
山本 信廣 31
書評
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藤井 一至 著
『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』
青木 宏高 34
インフォメーション
- オープンイノベーションで創り出す
新しい林業ビジネス
林野庁 森林整備部 整備課 造林間伐対策室 35
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
3月号予告
- 特集は、「酪農経営の最前線を追う」を予定。
酪農は他業種と比較し労働時間が長いという課題を抱え、全国ベースの乳用牛飼養戸数、生乳生産量は右肩下がりの状況にある。酪農の生産基盤を強化し、生乳生産量を維持・拡大するためのカギは何か。酪農経営の次なるステージを見据え、業界の最前線を追う。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
