AFCフォーラム 2020年4月号
「食品ロス」削減の潮流
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短期集中3回連載「SDGs、その役割を問う」①
「食品ロス」削減の潮流
- いま、「食品ロス」が問いかけること
小林 富雄
食品ロスに向けた日本の取り組みは歴史が浅い。SDGsの精神にのっとり「食品ロス削減推進法」を推進するための未来図とは。海外各国の先進事例から考察する
- 食料には「つくる責任」と「つかう責任」
ボリコ M.チャールズ
国際社会が食料と農業を考える上で、食料のロスと廃棄の問題を避けることはできない。先進国では廃棄が大きな問題で、製造者だけでなく消費者にも責任がある
- 廃棄物発生抑制に果敢に挑む企業、地域
井出 留美
真のSDGsへ対応するとは、SDGsウォッシュではなく3Rの最優先であるリデュースに集中し、経済性のみならず持続可能を担保することだ。先進的な取り組みを紹介しよう
- 耕種・畜産とも売上高横ばい
費用増で多くの業種で減益
―2018年農業経営動向分析(法人経営)―
経営紹介
- 新・農業人
株式会社ベストシーン/和歌山県
鈴木 崇文
2017年、20年勤めた会社を退職し起業。農業参入した当初より「付加価値ある加工品」で勝負をしたいと考え、選択したのは「甘酒」だ
変革は人にあり
- 株式会社セントラルフルーツ/京都府
田中 勝三
八百屋のイメージを覆すスタイリッシュな売り場づくりで「潜在購買力」を発掘。惣菜店や農業部門にも進出し、農業・流通・食の3事業がそろう100年企業をめざす
観天望気
農と食の邂逅
- 吉原 サラ/岡山県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
耳よりな話 216回
まちづくりむらづくり
- 農業経営者を育てる「SEADS」
鶴岡から全国へ、就農者募り開校
鶴岡市役所/山形県鶴岡市
髙橋 和博 31
書評
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田中 信一郎 著
『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』
武本 俊彦 34
インフォメーション
- オホーツクで学ぶ学生と地元での就農を考える
北見支店 35
- 事業計画の作成手法を学び経営を考えるワークショップ
岡山支店 35
- データ収集と分析に基づく分かりやすい助言のコツ
神戸支店 35
- 地元のレアな農産品を実需者につなぐ機会を提供
長野支店 35
- 台湾で商談会開催 初めての輸出を後押し
情報企画部 36
編集後記 37
TiDBit:上級農業経営アドバイザーのこぼれ話
5月号予告
- 特集は、SDGsシリーズ第2弾「あらゆる人々が活躍する社会へ」を予定。
SDGsによる持続可能な共生社会の実現に向け、政府では一億総活躍社会を掲げる。農林水産分野においても、農福連携の取り組みや、女性活躍のプロジェクトが進む中、活躍が期待される多様な人材について、今後の可能性、支援の在り方を考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。