AFCフォーラム 2019年8月号
農業人材育成の今を追う

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農業人材育成の今を追う
- これからの農業を担う人材育成が急務
藤井 吉隆
人材面で厳しい状況に直面する日本農業。維持・発展させるためには、経営の高度化に対応した農業経営者の育成と、雇用労働力では優秀な人材の育成、定着が必要だ
- 民間企業も動き始めた農業支援隊の挑戦
山田 優
民間事業者が農業人材育成に積極的に乗り出している。総合人材サービス・パソナグループ「パソナ農援隊」もその一つだ。農援隊が育成を目指す担い手像を聞く
- 農業大変!農業雇用人材の育成と定着化
澤田 守
離農者の受け皿としての機能が期待される農業法人では雇用労働力が増加しており、従業員の育成が喫緊の課題だ。従業員のモチベーションを高め、雇用の定着を図る秘訣とは
- オホーツク農業の担い手と
新規就農の動向
―日本公庫北見支店、東京農業大学オホーツク校 共同調査―
経営紹介
- 株式会社ナカショク/新潟県
本間 春夫
養豚、採卵鶏を広域で営む。25カ所の農場は飼養条件を統一し、過去の生産データを蓄積・分析することで効率化を図る。ゆとりある掃除が行き届いた畜舎などコストより最善を追う
変革は人にあり
- 有限会社竹内園芸/徳島県
竹内 勝
将来の人手不足に備えベテランの技術である「断根育苗」を最先端のAIが担う施設を建設。国内需要の一割にあたる5000万本の苗の供給を目指す
観天望気
農と食の邂逅
- 山田 千尋/東京都 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
耳よりな話 208回
まちづくりむらづくり
- 里山をまるごと一つのホテルに
身の回りの資源活かし生業の創造
株式会社百笑の暮らし/石川県輪島市
山本 亮 31
書評
- 旦部 幸博 著 『珈琲の世界史』
青木 宏高 34
インフォメーション
- アジア太平洋地域の農業金融発展に協力
情報企画部 35
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
9月号予告
- 特集は、「サバから読み解く日本漁業」を予定。
資源管理の成果が表れ始め、漁獲量の改善の兆しが見られるサバ。養殖・ブランド化が進み、付加価値向上を実現するなど漁獲量拡大・消費量拡大を目指す日本漁業の方向性を示唆している。サバを通じて日本漁業を俯瞰してみよう。日本漁業および関連産業の発展の道筋が見えてくる。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
