AFCフォーラム 2018年12月号
日本2020食品産業の戦略

-
PDF版をダウンロードして読む(5.4MB)
読者アンケートにご協力下さい(469KB)
日本2020食品産業の戦略
- 老舗和菓子メーカーのコラボ商品開発
中丸 輝江
「需要を引き出す新たな価値創造」に向け他社との連携で商品を開発し、新たな需要を掘り起こすと共に自社ブランド力向上を実現する和菓子メーカーに話を聞く
- 市場のニーズを先読み、いち早く海外展開
村田 泰夫
伝統食品である味噌の業界にあって、輸出に活路を見出した味噌メーカーの輸出戦略と具体的な取り組みから、食品産業戦略の一つ「海外市場の開拓」の在り方を考えよう
- 生産効率化で、先ず生産性向上を図る
弘中 泰雅
食品製造業はその特性により生産性向上が他業種より大幅に遅れた。ロボットやAIを導入する前に、まず現場をライン化、分業化するなどの見直しが急務だ
- 平成30年度アグリフードEXPO輝く経営大賞
~駆け上がる地域農業の担い手たち~
有限会社ひるがのラファノス/岐阜県
経営紹介
- 株式会社上田畜産/兵庫県
上田 伸也
但馬牛の繁殖・肥育一貫経営で独自ブランド「但馬玄」を展開、消費者からも高い評価を受ける。絶対の自信を持つという「おいしさ」はいかにつくられるのか
変革は人にあり
- 藏ウェルフェアサービス株式会社/大阪府
藤岡 和子
「福祉給食のパイオニア」と自任し高齢者福祉施設へ「楽食」を提供する。人手不足と食品安全に対応しようとHACCP方式のセントラルキッチンを導入した
観天望気
農と食の邂逅
- 前岡 美華子/鳥取県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
耳よりな話 200回
主張・多論百出
書評
- ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田 裕之 訳 『サピエンス全史 上・下』
宇根 豊 30
まちづくりむらづくり
- どこにも負けない農家レストラン
成功も失敗も、笑顔でネコバる!
清流の会 会長/秋田県南秋田郡五城目町
金澤 幸則 31
AFCフォーラム総目次(2018年1月号~12月号) 34
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
1月号予告
- 特集は「未来へ、『和』の伝統飲料」を予定。
人口減少のうねりを直接的に受ける食品産業。その中にあって、日本酒、茶、だしなど「『和』の伝統飲料」が新規需要開拓へ目覚ましい成果を上げている。手間が掛かるなど従前のイメージを覆す商品開発、慣れ親しんでもらうための斬新かつユニークな取り組みなどさまざまな方策が功を奏した。日本酒、茶、だしという3分野の取り組みから、「『和』の伝統飲料」の未来形を展望する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
