AFCフォーラム 2018年6月号
日本農業は人手不足時代

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日本農業は人手不足時代
- 優秀な農業人材の採用と育成が急務になる
納口 るり子
日本農業で存在感を高める大規模農業経営体の多くは雇用型で、発展には人的資源整備が必要だ。そこで人材に関する経営課題を浮き彫りにしてみよう
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- 外国人労働をめぐる農業生産構造の現実
石田 一喜
労働力として外国人を活用する議論が高まる中、さまざまな課題が浮かぶ。ここでは新たな技能実習制度と特区での外国人受け入れを検証する
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- 私が理想とする農業と外国人労働のかたち
澤浦 彰治
外国人と日本人が補完しあう仕組みを作れば農業法人だけでなく地域に活力をもたらすと主張する筆者が外国人材活用の理想を語る
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- もう一つの農業雇用 小暮郁夫さんの実践に学ぶ
農業の「職場」を創る 人材の「雇用と育成」のソリューション
株式会社関東地区昔がえりの会
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- 農業景況DIは2年連続で過去最高値
GAPは認知者3割が認証を取得意向
―2017年下半期 農業景況調査―
経営紹介
- 株式会社オキス/鹿児島県
岡本 孝志
運送コスト削減と付加価値の向上のため乾燥野菜に着目した。商品は商談会で高く評価され、物流構築ノウハウも武器にして、大消費地・東京やアジアへと販路を拡大
変革は人にあり
- 有限会社赤松牧場/香川県
赤松 省一
乳牛の飼養頭数増加から加工部門の進出で業容の拡大を図り、地域耕種農家との耕畜連携をする。酪農家は、都市型酪農経営を目指すと語る
観天望気
農と食の邂逅
- 関 美絵子/兵庫県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
耳よりな話 194
- 開発に20年を要したキャベツ収穫機 吉岡 宏 28
書評
- 西川 芳昭 著 『種子が消えればあなたも消える 共有か独占か』
宇根 豊 32
インフォメーション
- 交叉点 日本食市場の動向inタイランド 33
- 既成概念を超える女性経営者の発想力
札幌支店 35
- メロン農家に学ぶ直販マーケティング
秋田支店 35
- 若手農業者の新たな交流の場に
高松支店 35
- 金融機関が連携し六次化促進の展示会
岡山支店 35
『事業性評価融資』のご案内 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
7月号予告
- 特集は「「運べない」危機、どうする農業界」を予定。
昨今、運送業界では人手不足による値上げが顕著だが、物流問題はコストアップの要因となるほか、出荷できない事態に発展する可能性が出てきた。迫る物流危機に対し、解決の糸口を探る。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
