お客さまインタビューあるべき姿を求め挑戦し続ける

2019年10月8日掲載

株式会社Nature Innovation Group
代表取締役 丸川まるかわ 照司しょうじ 様

所在地:東京都渋谷区
分野:環境の保全
URL:https://i-kasa.com/

●Mission
傘のシェアがインフラとして人々の生活をより楽によりハッピーに
そして持続可能な社会の創造を。
代表取締役 丸川 照司 様
Q. どのような社会的課題の解決に取り組まれていますか。

日本では、年間約8,000万本のビニール傘が消費されており、置き忘れ等で不要になったビニール傘が大量に廃棄されています。そもそも、私たちがビニール傘を購入する目的は雨に濡れないためであって、ビニール傘そのものが欲しいわけではありません。ですから、必要な時にだけ使える傘が身近にあれば、ビニール傘を購入する必要はなくなり、廃棄されるビニール傘の削減にもつながります。当社では、傘のシェアリングサービスを提供するために、「アイカサ」のアプリを開発し、廃棄されるビニール傘の削減に取り組んでいます。

Q. 具体的な事業内容を教えてください。

平成30年12月にサービスを開始した「アイカサ」は、アプリでユーザー登録をすれば、誰でも傘を借りられるサービスです。傘が置かれた「アイカサスポット」は、東京都内の駅や商業施設等を中心に現在約400カ所あり、アプリで場所や設置されている傘の本数を検索することができます。傘を使用した後は、「アイカサスポット」であればどこでも返却できます。利用料金は1日あたり70円と、気軽に使用できること等を評価いただき、現在のアプリの登録人数は約5万人にのぼります。これまでの傘の設置数は約5,000本で、当面は東京都内に15万本を設置することを目標とし、将来的には全国に展開していきたいです。

SDGsへの関心の高まり等を背景に、企業が「アイカサ」の導入を希望する声も大きくなっています。最近では鉄道会社から要望をいただき、駅への「アイカサスポット」の設置を進めています。また、福利厚生の一環として「アイカサ」を導入いただく契約プランもあります。例えば、午後の天気予報が雨であっても、会社に手ぶらで出勤できる等、従業員の方々にとって快適な環境づくりにも役立てられると考えています。

Q. 日本公庫をご利用いただいた感想を教えてください。

日本公庫を利用したのは、知り合いの行政書士に紹介していただき、相談に訪れたことがきっかけです。それまで金融機関に融資を相談した経験がなく、不安を抱いていましたが、日本公庫の担当者が丁寧に話を聞いてくれたこともあり、良い雰囲気で手続きを進めることができました。

Q. 金融機関に対するご意見はございますか。

日本公庫を利用するまで、金融機関に融資を相談することには、敷居の高さを感じていました。同じような思いを抱いているスタートアップ企業は、数多くいると思います。以前と比べると、金融機関は積極的にスタートアップ企業を支援していると思いますので、その流れを加速していただきたいです。

社会的課題の解決には、ビジネスの力を使った方が、より効果的だと考えています。金融機関による支援が多様化すれば、ソーシャルビジネスの選択肢や有り方も広がり、より良い社会に近づいていくのではないでしょうか。

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