お客さまインタビューすべては決断

平成31年1月31日掲載

NPO法人ひよこ会/株式会社ひよこ会(ひよこ会グループ)
理事長 青野あおの 里美さとみ 様

所在地:宮城県岩沼市
分野:子育て支援、障がい児・者支援
URL:http://www.hiyoko-kai.com/index.html

●Mission
障がいの有無にかかわらず、子ども一人ひとりの個性を大切にし、可能性を引き出す
理事長 青野 里美 様
Q. どのような事業をされているのですか。

子育て支援施設の運営、障がい児・者向け通所支援施設の運営、を事業の2本柱としており、2018年12月現在、ひよこ会グループで計21施設を運営しています。

このうち、子育て支援施設は、認可保育園を主とする保育園、行政からの受託による放課後児童クラブ、に分かれます。保育園は、通常カリキュラムの中に、茶道、英語、リズム、体操等の情操教育を組み込んでいることが特徴です。また、ひよこ会で働く従業員のための企業内保育園の運営もしています。

障がい児・者向け通所支援施設は、就学前児童を対象とした児童発達支援所、小学生から高校生までを対象とした放課後等デイサービス、就労移行支援・就労継続支援B型事業所、に分かれます。幼児期からの母子分離の徹底と保護者支援、充実した発達障がい児支援カリキュラムにより、3歳から18歳までの間、子どもの状態や経過を把握しながら一貫支援し、本人の自立を促していくことが特徴です。また、就労移行支援・就労継続支援B型事業所では、カフェ、農園や軽作業のメニューを用意し、放課後等デイサービスの卒業生の就労、社会進出を応援しています。

この他、利用者様ご家族や私どもの従業員が気軽に利用できる美容室も運営しています。

Q. 創業から現在までの経緯を教えてください。

東京での生活を経て故郷にUターンした私は、我が子を預かってくれる保育園を探していました。いくつか見て回りましたが、「ここなら安心して預けられる」という気持ちには至りませんでした。そこで、「いっそのこと、親が安心して預けられる保育園を自らつくろう!」と決意し、2000年に創業したのが、認可外保育園「保育ルームひよこ園」です(2006年に株式会社ひよこ会に法人化)。

その後、保育園運営の中で集団になじめない子どもに接したことをきっかけに、「発達障がいの支援に取り組みたい」との想いが高まり、2010年にNPO法人ひよこ会を設立しました。

自らの経験や地域のニーズを踏まえ、子育て支援分野で事業領域を拡大し、現在に至ります。

Q. 日本公庫をご利用いただいたきっかけは何ですか。

地元商工会から日本公庫を紹介していただき、創業資金の融資を受けました。経験は乏しかったものの、私の熱意を汲み取り、事業計画を評価してくれた日本公庫には感謝しています。

Q. ソーシャルビジネスを始める方や資金繰りで悩んでいる方へ、メッセージをお願いします。

私自身、地域に必要とされることを1つ1つ創造し、事業に取り組んできました。一方、事業を拡大する過程では、自分の中での投資・回収ロジックがあり、採算性の確保、取り扱う事業間の相乗効果、資金繰り等、ビジネスマインドを大切にしながら進めてきました。今では、想いとビジネスマインドとのバランスを意識すること、決断のスピード、が大切だと感じています。

借入による資金調達は勇気のいることですが、事業ビジョンが明確であれば、自社の体力だけでは賄えない分を借入で補い、新しい挑戦ができるものだと思います。

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