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お客さまインタビューひとりで考えるより、まず行動!
平成29年3月21日掲載
NPO法人にこにこのうえん(和歌山県和歌山市)
理事長 吉川 誠人 様
- ●Mission
- 農的な暮らしを地域に広めていき、地域の人々が心豊かな生活を送れるようなまちづくりに取り組むこと
- Q. どのような事業をされているのですか。
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当法人は、地球環境に配慮した環境保全型農業を営み、有機・無農薬野菜の生産・販売を行っているほか、「農」や「食」の大切さを多くの方に知ってもらうために、米や野菜の栽培・収穫・調理といった農業体験イベントを定期的に開催しています。
また、未就学児とその親に対する子育てをサポートするために、農園内に子育てひろばを設け、親子が自然と触れ合いながら遊んだり他の親子と交流したりする場を提供しています。子どもたちの豊かな感性や好奇心を育くむとともに、親同士が子育ての悩みや不安を相談できる機会にもなっています。
さらに、シャッター街化した地元の商店街を活性化させるため、平成27年には「農とまちをつなぐ」をコンセプトとした農園レストランを、平成28年にはギャラリースペースを備えた野菜スイーツのお店をオープンしました。当店のオープンが呼び水となって新規出店も増え、それまで人気がなく寂しかった商店街が今では多くの人が訪れる商店街へと変わり、賑わいが戻ってきたと実感しています。
暮らしの中に「農」を取り入れることで、安心・安全で心豊かな生活を送れるようになると考えていますので、これからも生活の中に「農」を取り入れることを多くの人に提案していきたいです。
- Q. 借入金のお使いみちは何ですか。
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お店の改修工事や設備の導入などに充てました。また、従業員の人件費や広告宣伝費としても使いました。
- Q. 日本公庫に相談された経緯を教えてください。
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平成28年4月に野菜スイーツのお店をオープンしましたが、オープン時は自己資金に余裕がなかったため、必要最小限の設備投資しかできませんでした。しかし、店舗を運営していくうちに更なる設備投資が必要となったため、顧問税理士に資金調達について相談したところ、日本公庫を紹介されたのがきっかけです。
- Q. 日本公庫をご利用いただいた感想を教えてください。
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金融機関からの借入は今回が初めてでしたが、実際に申込をしてから融資の実行まで、複雑な手続きもなく、とてもスムーズに借入することができました。日本公庫は代表者の個人保証が不要になる融資制度があることも大きな魅力のひとつです。
今回日本公庫から借入したことで、手元の資金にゆとりが生まれ、より積極的に事業を行えるようになったと感じています。資金繰りで悩んでいる方がいれば、「一人で考えるのではなく、まずは相談に行く・行動に移す」ことをおすすめします。