お客さまインタビュー事業展開を見据えて金融機関とのつながりを持つ

平成28年6月13日掲載

一般社団法人ライフサポートひかり(山梨県甲府市)
代表理事 大代 葉子 様

●Mission
どのような身体状況、医療的なケアが必要な状況であっても、住み慣れた場所で、自分らしく生きていくことができるように、障がい者や高齢者の介護・福祉に取り組む。
代表理事 大代 葉子 様
Q. どのような事業をされているのですか。

当法人は、障がい者や高齢者の住宅にヘルパーを派遣し、家事、身体介護等を行う訪問介護サービスを主たる事業としています。年中無休24時間でのサービス提供が可能であるほか、当法人スタッフには看護資格保有者が12名おり、さらに、介護資格職員すべてに喀痰かくたん吸引の基本研修を受講させているため、喀痰かくたん吸引等の医療的ケアや人工呼吸器を装着されている方にも対応することができます。加えて、県内の居宅系事業所等に対して、痰(たん)の吸引等を適切に行うことができる介護職員等の養成を目的とした研修にも取り組んでいます。
今後は、喀痰かくたん吸引研修を行っている事業所として、利用者様への適切な医療的ケアの提供が行われるように、喀痰かくたん吸引事業所間での意見交換等の場をつくっていきたいです。また、高齢者等の生きがいづくりのお手伝いができるように、イベントの開催や暮らしのさまざまな相談ができる地域交流の場(コミュニティカフェ等)をつくりたいとも考えています。

Q. 借入金のお使いみちは何ですか。

当法人のホームページ開発の資金として使いました。当法人のことを知ってもらうためだけではなく、地域で暮らす介護・福祉サービスの利用者様やそのご家族に、障がい者福祉や高齢者介護のことを伝え、住み慣れた場所で暮らしながらケアを受けることができるということを知ってほしいと考えたからです。

Q. 日本公庫に相談された経緯を教えてください。

将来的に、施設として使用する不動産の購入といった設備投資を行う際には、高額の借入が必要になる可能性もあるため、金融機関とのつながりをつくっておきたいと考えていました。公庫を利用している同業者の方からお話を聞いて、公庫のことを知り、今回、ホームページの開発費用として少額ではありましたが、初めて借入の相談をすることにしました。

Q. 日本公庫をご利用いただいた感想を教えてください。

金融機関からの借入は今回が初めてでしたので、手続きや返済のことなど、多少の不安はありましたが、思っていたよりもスムーズに借入することができて良かったです。慣れない借入申込の関係書類は、公庫の担当者の方がアドバイスをしてくれたこともあって、自分自身で作成することができました。また、借入に関することではありませんが、公庫が開催した女性経営者を対象とした経営セミナーに参加したことで、普段お付き合いのない他業種の方ともお話ができたことは、良い経験になりました。

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