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事業計画の策定
ソーシャルビジネスは「利益の追求」よりも「社会課題の解決」に重点を置いているため、収益を十分確保できずに活動できなくなる場合も少なくありません。活動を持続させ、かつ成長させていくためには、経営戦略・事業計画をしっかり立てることが必要です。日本公庫では、事業計画の策定をサポートするため、「ビジネスプラン見える化BOOK」を発行しました。是非ご活用ください。
事業計画の策定ツール
ビジネスプラン見える化BOOK 活用のすゝめ(約3分20秒)
監修者の合同会社喜代七 代表 山元圭太様による解説動画をご覧いただけます。
「ビジネスプラン見える化BOOK」の活用
実際に活用いただいたソーシャルビジネス事業者の方の声を紹介します。
①認定NPO法人マドレボニータ様
- Q.活用いただいた感想は?
- 現状把握や実現仮説のワークを通して、産後の女性を取りまく環境や、団体がどういった役割を担っているのかということが可視化されて、事業に対する理解が進みました。
- Q.気づきはありましたか?
- 他のスタッフと自分が考えていることに大きなずれはなく、改めてビジョンや目標に向かって一人一人が行動しているということを実感しました。
- Q.今後、どのように生かしていけると思いますか?
- 自団体を知らない方に事業説明をする場合、作成したワークシートがあれば、相手も理解しやすいと感じました。また、団体の抱える課題が見えてくるので、財源の確保の方法が明確になるなど、今後の団体の事業計画にも活かせそうです。
②NPO法人Learning for All様
- Q.活用いただいた感想は?
- 自団体の事業をフォーマットに落とすワークをすることで、考えの整理ができて良かったと思います。
- Q.気づきはありましたか?
- ソーシャルビジネスの取組みを言語化するワークを通して、自団体の活動の理解が曖昧な部分が見つかりました。
- Q.今後、どのように生かしていけると思いますか?
- 定期的に「ビジネスプラン見える化BOOK」を活用し、自団体の活動の整理・見直しをしたいと思います。
③認定NPO法人ReBit様
- Q.活用いただいた感想は?
- スタートアップのソーシャルビジネスが最初に考える、そしてずっと考え続ける事業の枠組みが体系化されていて貴重な資料です。スタートアップの場合は、専門家や複数の団体を交えてのワークショップ形式(「書く」・「共有」・「考える」)でシートを作成することで、学び合いの良いきっかけとなると思いました。
- Q.気づきはありましたか?
- 皆で作成していく中で、団体や事業全体のことから、事業の中の一つのプロジェクトの話になったため、事業主が先に目的やねらいを皆と共有した方が作成しやすいと感じました。
- Q.今後、どのように生かしていけると思いますか?
- ソーシャルビジネスや自団体の取組みを、支援者や金融機関の方などに理解していただくにあたっての「言語共有」ツールとしても活用できると感じました。
「ビジネスプラン見える化BOOK」を活用した研修を実施しました。
日本公庫では、「ビジネスプラン見える化BOOK」監修者の合同会社喜代七 代表 山元圭太様を講師としてお招きし、事業計画策定支援にかかる職員研修を実施しました。また、上記3社のソーシャルビジネス事業者にご参加いただき、グループディスカッションを行いました。活発な意見交換により、事業計画の策定意義やブラッシュアップ手法についての理解を深めることができました。