信用保険業務(概要)

信用補完制度の仕組み

信用保証制度とは、中小企業・小規模事業者の皆さまが金融機関から事業資金を借り入れるとき、または、社債の発行により金融機関から資金調達をするときに、公的な機関である信用保証協会が保証人となる制度です。これにより、金融機関は、中小企業・小規模事業者の皆さまへの融資を積極的に行うことができ、結果、中小企業・小規模事業者の皆さまは金融機関からの資金調達を円滑に行うことができるようになります。

日本公庫が行う信用保険制度は、こうした信用保証協会が行う信用保証リスクを保険によりカバーし、信用保証制度を強力にバックアップして、資金を中小企業・小規模企業者の皆さまに誘導する役割を果たしています。

この信用保証制度信用保険制度が一体となって機能することにより、中小企業・小規模事業者の皆さまに対する事業資金の供給の円滑化が図られています。このような仕組みは信用補完制度と呼ばれており、国の中小企業政策の重要な一翼を担っています。

概略図

概略図

信用補完制度の流れ

①保証の申込み

↓

②保証の承諾

↓

③融資の実行

↓

④借入金の返済

※返済が不能となったとき

⑤代位弁済

↓

⑥債務の弁済

制度の利用実績

令和4年度 保証利用率(注)

(注)保証利用率:保証利用企業数を中小企業・小規模事業者数で除したものです。

信用保証制度は、中小企業・小規模事業者のうち158万先(44%)にご利用頂いております。信用保険制度は、この保証に対して保険を付すことで、資金繰り円滑化を支援しています。

(参考)

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