AFCフォーラム 2020年3月号
酪農経営最前線:NOW
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酪農経営最前線:NOW
- メガロボットファーム化進む北海道酪農
斉藤 裕基
最先端のロボットやICT導入により生産基盤の維持・拡大を続けてきた北海道の酪農。さらなる生乳生産量拡大のためには、輸入乳製品への対抗策が急務である
- 先細りの都府県酪農、復活の糸口とは
細井 洋行
都府県における酪農では、生乳生産量が右肩下がりの状況が続いている。その中にあって業績を伸ばす湯田牛乳公社の取り組みから、都府県酪農の生き残り策を考える
- カッコイイ酪農へ、スマート農業の挑戦
菱沼 竜男
次世代閉鎖型搾乳牛舎、ロボット搾乳など最新技術を取り入れることで労働環境を改善しようと実証試験がなされている。従来のイメージを覆す次世代酪農の姿とは
- 耕種・畜産とも売上高は横ばい
収益は費用増で減益
―2018年農業経営動向分析(個人経営)―
経営紹介
- 有限会社アグリプラント/山口県
福永 彰
流行をいち早くキャッチしニッチ野菜を生産、食べ方を発信することで販路を開拓し現在では国内有数の生産量を誇る。成功の秘訣は需要に必ず応えることだと語る
変革は人にあり
- 株式会社アジチファーム/福井県
伊藤 武範
情報コンサル出身者が農業生産法人を継承した。駐越経験を活かし、日本でベトナム米、ベトナムで日本米を栽培する事業に取り組み拡大を続ける。
観天望気
農と食の邂逅
- 丸尾 美香/兵庫県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
- 株式会社ファームステッド代表取締役 長岡 淳一 25
耳よりな話 215回
まちづくりむらづくり
- 中学生が地域おこしに会社を設立
目標は100年スパンのまちづくり
株式会社氷川のぎろっちょ/熊日宮原販売センター
熊本県八代郡氷川町
岩本 剛 31
書評
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丸山 俊一+NHK「欲望の時代の哲学」制作班 著
『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』
宇根 豊 34
インフォメーション
- 千葉ジェッツに学ぶ経営を強くするノウハウ
千葉支店 35
- 林業の専門家が語る里山や木材利用の可能性
近畿地区総括課 35
- 異業種からの農業参入を実例から学ぶ
富山支店 35
- 雇用問題や地域課題に農業経営が貢献できること
北見支店 35
資金紹介 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
4月号予告
- 特集は、「食品ロス削減の潮流から学ぶ~SDGsシリーズ~」を予定。
SDGsと農林水産業・食品産業とのかかわり合い、中でも2030年度に2000年度の半減を目標とする食品廃棄物(食品ロス)問題について、諸外国における取り組み事例から国内での取り組みの在り方について考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。