AFCフォーラム 2019年11月号
追跡、チャレンジ農業者
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「農水産物・食品輸出」シリーズ/後篇
追跡、チャレンジ農業者
- ナガイモが教える青果物輸出モデル
有塚 利亘
生産過剰による価格暴落を抑えるため開始した十勝産ナガイモの輸出が好調だ。
9つのJAが広域連携してロットをまとめて応え、安全・安心の認証を取得し優位に立つ
- 日本酒の価値を訴えて世界市場を獲得
小澤 弘教
政府による日本酒輸出促進へのバックアップ体制が整うが、酒造メーカーによる市場開拓への取り組みも必要だ。地酒輸出の先駆者、福島・会津地方の酒造メーカーから学ぶ
- 市場分析で小玉リンゴに特化して輸出
内藤 祥平
東南アジアの一般消費者に的を絞り、日本産小玉リンゴを輸出。日本の農業の国際展開を支援し、新たなビジネスモデル構築を目指す
- 食品企業の6割超がHACCPに取り組む
景況動向は5半期連続のマイナス
―食品産業動向調査(2019年7月調査)―
経営紹介
- 株式会社ファームランド牧/鹿児島県
牧 信一郎
熱水を使った土壌消毒法によりメロンの連作障害を克服し、品質と価格でグレードを区分することで全量売り切る体制を構築する。売り上げの2割が輸出であることも特徴だ
変革は人にあり
- 株式会社やまがたさくらんぼファーム/山形県
矢萩 美智
温室栽培など取り入れ収穫期間を伸ばし、くつろげるカフェを設ける。一方、従業員の働きやすい環境を整備し、お客と従業員のどちらにも「満足度日本一」の観光農園をめざす
観天望気
農と食の邂逅
- 佐藤 智香/熊本県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
耳よりな話 211回
まちづくりむらづくり
- 小学校存続へ、子育て世代の住宅
子どもの姿が自治活動に弾み
青河自治振興会/広島県三次市
岩崎 積 31
書評
- 筒井 一伸・尾原 浩子 著 図司 直也 監修
『移住者による継業 農山村をつなぐバトンリレー』
青木 宏高 34
資金紹介 35
インフォメーション
- 新規就農者に情報交換や
ネットワーク作りの場を提供
宇都宮支店 36
- 農業者から学ぶアドバイザーが担うべき役割
甲府支店 36
- 新規就農者向け講習会で
経営の課題や悩みを共有
名古屋支店 36
- デザインから考える売れる農産加工品の作り方
大分支店 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
12月号予告
- 特集は、「ヨソモノ・ワカモノが導く農山村振興」を予定。
農山村は、労働力不足、鳥獣被害など課題山積で対策は待ったなし。そんな中、若年層を中心としたヨソからの移住者がまちおこしや地域課題の解決に取り組む動きが見られ始めた。ヨソモノ、ワカモノが導く農山村振興、その先の未来について、事例を交えて考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。