AFCフォーラム 2019年10月号
展望! 1兆円から5兆円へ
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「農林水産物・食品輸出」シリーズ/前篇
展望! 1兆円から5兆円へ
- 世界の食市場の獲得目指し輸出拡大
塩川 白良
「2019年に1兆円」という農林水産物・食品の輸出額目標達成が視野に入った。1兆円に増大させ、その実績を基に「2030年に5兆円」を目指す
- 五兆円への輸出戦略が地域農業に貢献
佐藤 光泰
政府が掲げる目標「2030年に5兆円」を達成するには、輸出ビジネスを構造的に見直す必要がある。そこで、日本農業の今後の輸出戦略について5つの要諦を述べる
- 水産物輸出に求められるグローバル視点
佐野 雅昭
農林水産物・食品輸出の3割を占める水産物だが、まだ増やす余地がある。儲かる輸出ビジネス構築のためには、顧客創造活動をグローバルに展開することが必須である
- 本誌特派
和食人気に支えられる魅力あるタイ市場
情報企画部
バンコクで毎年開催される、東南アジア最大級の総合食品見本市「タイフェックス」。輸出を目指す農業者や食品加工業者を支援するため日本公庫が設置したブースの様子を報告
- 国産へのプレミアム感薄まる
20歳代の3人に1人が朝食抜き
―消費者動向調査(2019年7月調査)―
経営紹介
- もりやま園株式会社/青森県
森山 聡彦
作業時間の可視化で経営課題を把握。摘果したリンゴで新ビジネス起こし、着色作業不要の生産体制を確立することで利益を向上させた
変革は人にあり
- 株式会社金沢ワイナリー/石川県
井村 辰二郎
有機農業の先駆者が耕作放棄地でブドウを栽培、ワインを造り都市型ワイナリーをオープン。遊び心を忘れることなく、千年先まで持続可能な農業モデル構築を目指している
観天望気
農と食の邂逅
- 實川 真由美/千葉県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
耳よりな話 210回
まちづくりむらづくり
- 足元の「あるもの探し」の地域資源調査
地元愛が世代を超えて成果の実を結ぶ
野原村元気づくり協議会/三重県度会郡大紀町
鳥田 陽史 31
書評
- 野口 悠紀雄 著 『戦後経済史 私たちはどこで間違えたのか』
武本 俊彦 34
インフォメーション
- 第13回「アグリフードEXPO大阪2020」の
出展者を募集しています
情報企画部 35
- 販路拡大と物流面の課題解決を支援
情報企画部 36
- スマート農業や税の知識など
経営課題について情報交換
福井支店 36
- リーダーのためのコミュニケーション術
前橋支店 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
11月号予告
- 特集は、「展望!1兆円から5兆円へ」(「農林水産物・食品輸出」シリーズ/後篇)を予定。
国産農林水産物・食品の輸出は「ジャパン・ブランド」の浸透と共に年々増加し2019年には輸出額1兆円達成が見込まれる。生産者や貿易商社などの具体的取り組みを踏まえ、次の目標である輸出額5兆円を実現するための課題や方策を考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。