AFCフォーラム 2019年6月号
異業種連携の農業新時代

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異業種連携の農業新時代
- 農福連携が「+α」を生み地域を元気に
濱田 健司
人手不足解消の糸口となりうるのが、福祉分野との連携だ。障害者を新たな労働者として期待する農業側と障害者の新たな雇用の場と期待する福祉側の思惑が合致した
- インバウンドで地域活性化の農観連携
上山 康博
持続的な農業の発展には地域活性化が重要な課題の一つだ。農泊、民泊という観光分野との連携で、地域活性化に向け新たな価値を創造することができる
- 物流会社と連携し農産物流通を変える
加藤 百合子
深刻な物流コストの増加により生産者の利益が圧迫されていることを知り、物流会社と連携して新しい物流システム「やさいバス」を構築した農業者。その想いを聞く
- 農業景況DIは大幅低下
外国人技能実習生は11%の担い手が受け入れ
―農業景況調査(2019年1月調査)―
経営紹介
- 有限会社米山農産/富山県
米山 義隆
転作による水田の地力低下を目の当たりにし、田を田として使うことを決意。縮小する国内需要に、海外に活路を見出した。生産者のこだわりの輸出戦略を紹介しよう
変革は人にあり
- 有限会社伊万里グリーンファーム/佐賀県
前田 清浩
課題解決を新しい展望へとつなげ収益を向上させた。小ネギの規格外品解消から主力商品となるカットネギを生み、ふりかけ・スープなど加工食品製造へとビジネスチャンスを広げる
観天望気
農と食の邂逅
- 吉野 ひろみ/高知県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
主張・多論百出
- 元東大教員『体を張るフルーツ研究家』 中野 瑞樹 25
耳よりな話 206回
まちづくりむらづくり
- 日本の地域、環境を支える若者パワー
森をつくり、若者の未来をつくる
NPO法人トチギ環境未来基地/栃木県芳賀郡
塚本 竜也 31
書評
- 徳永 光俊 著 『日本農法の心土 まわし・ならし・合わせ』
宇根 豊 34
インフォメーション
- 職場環境整備の重要性農業を魅力ある産業へ
青森支店 35
- イチゴ農園の経営課題をアドバイザーで共有・検討
神戸支店 35
- スマート農業の推進について異なる三つの視点から
盛岡支店 35
- SA・PAと地元企業の連携強化へ向けた大商談会
近畿地区総括課 35
『事業性評価融資』のご案内 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
7月号予告
- 特集は「卸売市場の未来を問う」を予定。
流通の多様化を背景に低下傾向にあった市場経由率は、下げ止まりを見せ始めた。卸売市場はいかにして歯止めをかけたのだろうか。そこには、集荷・分荷など市場が求められている機能以外に、生き残りをかけた独自の工夫があった。卸売市場法改正も踏まえ、卸売市場の未来を考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
