AFCフォーラム 2018年11月号
『都市農業』という農業

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『都市農業』という農業
- 都市農業振興基本法による農業の行方
大西 敏夫
基本法、基本計画により、都市農地の保全・活用の制度改善措置がなされた。今後の農家の育成支援策、土地確保問題など、浮上する四つの課題を考察する
- 都市農業のかたちが日本農業の先駆け
蔦谷 栄一
都市農業には交流場の提供など公益性のある「多様な機能」が期待される。地域性・多様性を活かす都市農業の来し方、往き方は、日本農業の行先を示唆する
- 都市なるがゆえに吹く農業にむけた風
榊田 みどり
都市ならではの優位性を活かした経営を実践、多様な機能を発揮する都市農業者を気鋭のジャーナリストが紹介、都市農業の持続可能性を探る
- 農業景況DIは大幅下落
- 事業承継の候補者6割がすでに決定
―農業景況調査(2018年7月調査)―
経営紹介
- 株式会社CREA FARM/静岡県
西村 やす子
希少価値が高いが生産手法が確立されているとはいえないオリーブで産業化を目指し、司法書士の女性が地域を巻き込み奮闘する
変革は人にあり
- 株式会社ティーファーム井ノ倉/奈良県
井ノ倉 光博
お茶生産農家の11代目は、自らを茶師と名乗り、大和茶のおいしさ、素晴らしさを広く伝える。伝統や文化に育まれた大和茶はブランド化に値すると語る
観天望気
農と食の邂逅
- 小林 陽子/三重県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
- 座右の銘はAlways Smile スザンヌ 22
主張・多論百出
耳よりな話 199回
まちづくりむらづくり
- 海外青少年との交流が地域を元気に
原発事故の風評被害ハンディを克服
天栄村ふるさと子ども夢学校推進協議会/
福島県岩瀬郡天栄村
村田 美章 31
書評
- 内山 節 著 『半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代』
青木 宏高 34
インフォメーション
- 女性農業者の経営参画を促す
長崎支店 35
- 鹿児島銀行との業務協力15周年
鹿児島支店 35
- 岩手の食材に海外からも注目
盛岡支店 35
- 桜の聖母短大と「農と食」活性化プロジェクトを始動
福島支店 35
認定新規就農者の皆さまへ 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
12月号予告
- 特集は「食品産業の2020年代ビジョン」を予定。
2018年4月に農林水産省が発表した「食品産業戦略」は、食品産業が2020年代に取り組むべき三つの戦略を提示している。各戦略の先行事例をレポートし、食品企業が目指すべき経営を考察する。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。
