AFCフォーラム 2018年5月号
1億2670万人の食料安保
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1億2670万人の食料安保
- 農村の社会・自然・人的資本を「丸ごと」
柴田 明夫
世界的な食糧危機は確実に迫っている。日本の食料安全保障はいかにあるべきか。長年の研究と最新データをベースに食料安保問題の今を解説する
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- フードチェーン農業という食料安全保障
大泉 一貫
食料安保に向けて日本農業は、フードチェーン農業の構築と、同時に、グローバルフードチェーンに積極参加することが求められる
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- 進化した食料安保論、財政・関税から「ルール」へ
石井 勇人
憲法に食料安保を盛り込むことの是非を問うスイスの国民投票など諸外国の最新の動きを気鋭のジャーナリストが示す
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- 食の志向は世帯構成により大差
植物工場の野菜認知度や評価は向上
―2017年度 下半期消費者動向調査―
経営紹介
- 株式会社前田農園/和歌山県
前田 比呂志、三浦 亜希
持続可能な梅産業を目指し契約農家との複数年契約を結ぶ。これが、安定した原料確保と供給につながり、生産者の顔が見える梅干しとして人気を確立した
変革は人にあり
- 有限会社四位農園/宮崎県
四位 廣文
自社製の完全堆肥を強みに自然循環型農業を大規模に営む。借り入れた田でホウレンソウを裏作し、水田に戻し稲作生産者に返す水田活用策を実践する
観天望気
農と食の邂逅
- 小島 希世子/神奈川県 19
青山 浩子(文) 河野 千年(撮影)
フォーラムエッセイ
- 究極の「外食」、バーベキュー たけだバーベキュー 22
主張・多論百出
- 株式会社ジャパン・インフォレックス
西田 邦生 25
耳よりな話 193
まちづくりむらづくり
- まちづくりむらづくり
もんてこいの想いをミュージカルにのせて
願いは若者たちをUターンさせ町を元気に
もんてこい丹生谷運営委員会/徳島県那賀郡那賀町
堤 貴昭 31
書評
- 『月刊日本』2月号増刊『日本のお米が消える』
青木 宏高 34
- 認定農業者の皆さまへ 35
インフォメーション
- IT利用の流通システムに関心集まる
甲府支店 36
- 農福連携や人材育成の重要性を認識
長野支店 36
- 一次産品の付加価値を上げ世界で勝てる競争力を
情報企画部 36
- 経営理念と人材育成の大切さ学ぶ
福岡支店 36
みんなの広場・編集後記 37
ご案内
6月号予告
- 特集は「人手・人材不足を解消する」を予定。
空前の人手不足が農業生産基盤の弱体化に拍車をかける。雇用問題は経営に直結する重要な課題で、農業の「働き方改革」や外国人研修制度の改正など政策も動き出した。人手不足解消に向けた糸口を探る。
- *特集タイトルにある1億2670万人は、「人口推計」(総務省統計局)による平成29年10月1日現在(確定値)の総人口です。
- *本誌掲載文のうち、意見にわたる部分は、筆者個人の見解です。