出張授業実施レポート

埼玉県立川越工業高等学校

令和3年7月19日

  • 実践編

参加のきっかけ

Reason for participation

  • 入学前の説明会で「エコマグネット」について話を聞いて興味を持ち、複数ある課題研究のテーマから「エコマグネット」についての授業を選択し研究しています。その商品化についてビジネスプランを作成することになり、出張授業に参加しました。

  • 「エコマグネット」は作るのが難しいが工夫してみんなで意見を出し合って改良するのが楽しく、ビジネスプランを作成してより価値を高めたいと思い、課題研究に参加し、出張授業を受けました。

授業内容

Lesson Content

10:30

授業の打ち合わせ

普段行っている課題研究や「エコマグネット」の特性を公庫の職員が事前に十分に理解し、打合せ、授業の流れを確認します。

11:00

授業開始

ビジネスプラン作成のための出張授業の2回目「実践編」です。今日は実際にビジネスプランシートには何が必要かを考えていきます。そのほかにも、作るだけではなく、お金のこともしっかり学んでいきます。

12:00

授業終了

次回の出張授業に向けてみんなでアイデアを考えていきます。

感想

Impression

ものを「作る」だけではなく「売る」ということも重要なのだと改めて認識することができ、ゼロから1を生み出すことの難しさや面白さをより実感しました。

普段何気なく使っている商品やサービスにも、様々な仕組みがあるとわかったのでその視点で今後商品やサービスを観察してみます。

商品化のためには、人件費などいろいろお金が実際にはかかることがわかりました。

先生の声

Teacher's voice

突拍子もない発想で夢物語ではない具体的な夢を

埼玉県立川越工業高等学校
東田 将之 氏

3年生の課題研究の一環で化学科の生徒と制作したペットボトルのキャップを有効活用する「エコマグネット」という製品で、第3回高校生ビジネスプラン・グランプリに参加し、セミファイナリストにも選出されました。以降、毎年の課題研究で改良を重ねてきた「エコマグネット」をビジネスプランとして磨きあげ、使ってくれる人のことを考えたものづくりを学んでもらうために課題研究の中で4回の出張授業をお願いしました。

ビジネスプラン作成を通じて普段の授業とは違った観点から商品として「エコマグネット」を捉え、作り手としても視野が広がっていると感じます。ビジネスプラン作成には正解はありません。突拍子もない発想から新たな価値が生まれることもあります。それを夢物語ではなく具体的な夢として現実的なプランを練っていくことがこれから就職や進学する生徒達の糧となることでしょう。

講師より

From instructor

どんな実施希望もまずはご相談ください!

日本政策金融公庫国民生活事業
北関東創業支援センター 所長代理 飯田 あゆ美 氏

出張授業は、通常授業の他、SGHや課題研究の授業、ビジネス研究会などの部活動の一環として行う場合など、様々なシーンで実施しています。人数も全学年の生徒が参加するような大規模な授業から、有志の生徒数名での授業まで幅広に対応しています。授業を行う前に先生からお話をお伺いし、授業の内容や形態についてなるべくご希望に沿うようにしています。授業では、ビジネスアイデアの発想やプランの作り方の他にも、ビジネスプランのブラッシュアップやプレゼンテーションのアドバイスも行っております。授業の申し込みを迷われている方は、お気軽にご相談いただければと思います。

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