業務の瞬間を追う

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    • Scene01 企業訪問

      神奈川県西部の中小企業約150社を担当しています。定期的に担当先を訪問し、業績の確認を行いながらさまざまな融資相談に対応しています。

    • Scene02 案件紹介

      日頃懇意にしている地元のB銀行支店長が来庫。これまで日本公庫と取引のなかった自動車部品メーカーA社への融資検討依頼(案件紹介)を受けました。主力販売先の要請を受け、海外に現地法人を設立する計画で、必要金額3億円のうち、2億円をB銀行含む民間金融機関3行に、1億円を日本公庫に申し込む協調融資のスキームを想定しているとのことでした。

    • Scene03 社長面談

      B銀行からの紹介を受け、実際にA本社を訪問。これまで取引のない先のため、社長に企業内容や取扱い製品を一から確認したうえで、隣接する工場を見学しました。今回の海外進出計画について詳しく話を伺い、全体像の把握に努めます。また、日本公庫の融資制度についても十分に説明を行い、審査に必要な資料の提出を依頼します。

    • Scene04 資料分析

      後日届いた決算書や事業計画書を整理・分析し、融資が可能か否か、まずは自分なりの評価を固めます。併せて、海外進出に関するリスクや検討すべきポイント、進出地域の経済情勢や市場動向を理解するため、本部発行の資料や外部機関のパンフレットを取り寄せ読み込みます。

    • Scene05 案件検討会

      分析した資料を基に、上席者を交えて案件検討会を実施し、手続きを進めるにあたって重点的に審査すべきポイントを組織的に共有します。今回は、新たに設立する現地法人の収支見通しはもちろん、A社自体の中長期的な収支見通し、協調を予定している民間金融機関の支援の確実性をしっかり調査するよう指示を受けました。

    • Scene06 現地調査

      案件検討会を踏まえ、再度A社を訪問し社長と面談しました。生産計画、販売見通し、資金計画など、事業計画書の項目ごとに細かくヒアリングを行い、数字の整合性や実現可能性をチェックします。また、海外に進出することのメリット・デメリット(リスク)についても、分析資料を基に対話を重ね、社長との意識統一を図ります。

    • Scene07 バンクミーティング

      協調融資を予定している4行の担当者が当庫に集まり、今回の計画について最終的な意見交換を行いました。

    • Scene08 貸付りん議

      これまでの審査の結果を案件の決裁者(事業統轄)に報告し、貸付りん議の作成に入りました。A社の計画に対する日本公庫としての「収支予想」や「協調金融機関への確認結果」など、添付すべき資料を揃え、りん議を起案します。

    • Scene09 融資契約・送金

      貸付りん議の決裁が無事に下りたため、社長が来庫し融資契約の手続きを行います。総括課職員が契約内容を丁寧に説明し、具体的な送金スケジュールの打ち合わせも実施しました。

    • Scene10 事後フォロー

      融資契約から1カ月後、現地法人の設立が無事に完了しました。その後も定期的にA社を訪問し、事業計画の進捗状況や日々の資金繰り状況について確認し、A社の円滑な事業運営のため、必要に応じてさまざまな情報提供や提案を行っていきます。

    ※掲載内容および職員の所属は取材当時のものです。