業務の瞬間を追う

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    • Scene01 融資相談

      お取引先のA社から、経営規模の拡大に合わせて設備を導入したいとの連絡を受けました。審査に必要な事業計画等の準備を依頼しながら、面談日程を調整します。

    • Scene02 事前準備

      過去のお取引内容や業績を確認するだけではなく、日本公庫の本部が発刊する資料を活用し、業界動向などの情報を収集します。入念な事前準備をすることにより、スムーズな面談が可能となります。

    • Scene03 移動

      お客さまとの面談に向かいます。車で向かうことが大半ですが、慣れるまでは先輩職員が同乗することも多いため、安心です。

    • Scene04 現地訪問

      生産現場に着きました。実際に「どこで」「誰が」「どのように」生産しているかを確認することも重要な審査のポイントです。今回はスマート農業による作業効率の改善に取り組まれていることが分かりました。

    • Scene05 面談

      お客さまの事務所で面談を行います。事前に準備していただいた事業計画などをもとに、投資内容の詳細をヒアリングします。今回は、耕作放棄地を活用し経営規模を拡大するため、新しいハウス設備の購入に資金が必要というものでした。耕作放棄地の減少や地元雇用の創出など、事業に対する想いも確認できました。

    • Scene06 審査

      現地訪問や面談で収集した情報を踏まえて審査を行います。お客さまの意向をしっかりと伝えられるようにするのと同時に、客観的なデータから計画の妥当性や返済可能性を確認します。

    • Scene07 上司・先輩との打ち合わせ

      時には上司や先輩にも相談しながら、審査を進めます。自分自身では気がつかなかった深堀りするべきポイントが見つかりました。再度お客さまにヒアリングを行い、無事に決裁をいただくことができました。

    • Scene08 お客さまに電話

      お客さまの希望通りに融資を進められるようになったことをお伝えします。そして、今後必要な手続きとスケジュールについて丁寧に説明します。

    • Scene09 融資契約

      融資の手続きを行います。スケジュールが遅れないよう迅速に進めることが重要ですが、大切な契約なので間違いがないよう慎重に進める必要もあります。契約手続き後の「これで次の一歩を踏み出せる」というお客さまの言葉に、私自身も身が引き締まる思いがしました。

    • Scene10 定期訪問、フォローアップ

      ご融資後も定期的にお客さまを訪問し、業況を確認します。ご融資して終わりではなく、その後のフォローアップが事業を軌道に乗せるうえで重要な取組みになります。新たな販売先の紹介について相談を受けたので、今後はマッチングなどによる販路開拓を支援していきます。

    ※掲載内容および職員の所属は取材当時のものです。