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NPO法人吉備たくみ会

岡山市、倉敷市、玉野市、総社市、井原市のひきこもり状態の方々に内職作業を提供し、出来上がった者に対して工賃を支払い、回収した製品部品を弊団体事業所で商品に仕上げている。
現在まで延べ30名のひきこもり状態の方々に対して作業内容を説明して、練習に取り組んでいただき、約5名は工賃が支払えるものが製作出来るようになっている。
出来上がった商品はネットショップや店舗を通じて販売予定。すでにフリマサイトで試験的に販売を開始して評価を得ている。

理事長名
内田和雄
法人所在地
〒710-0053 岡山県倉敷市東町4-31
職員数
5名以内
法人設立年
2015
  • 地域の特産品
  • 環境にやさしい商品・サービス
  • ダイバーシティ
  • 障がい者・マイノリティの自立・就労支援
NPO法人吉備たくみ会 イメージ
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解決しようとしている社会課題
日本国内において増え続けるひきこもり状態の方々への支援は、高齢化と共に社会復帰率への難易度が上がっていく状況にある。それに加えて新型コロナウイルスの感染拡大によって当事者への精神的な影響と、支援者の訪問などが困難になるような状況が、支援をより難しくしてしまっている。外出ができず自宅で過ごす精神障害者の社会との接点は少なくなる一方で、社会復帰への距離は遠ざかる傾向になってしまう。働けない状態にあり、社会貢献できないあるいは世の中から外れてしまったと感じる方々は増える一方である。
また少ない支援も新型コロナウイルス感染拡大の影響で届きにくくなっているのが現状である。益々社会との繋がりを失っていくことになり、孤立化を招いている課題解決の糸口が見つかる気配すらない。通所や外出が不定期になりやすいひきこもり者への支援として、社会との接点を失わずに将来的に自立へと繋がるようなサポートが必要とされている。
社会課題を解決した結果のビジョン(ありたい姿)
精神障害者でひきこもり状態の方々に、社会との接点が生まれ、収入を得ることができるような自立支援を福祉サービスとして利用できる。
ビジョンを実現させるための今後1~2年の短期目標
通所など外出しなくても作業ができるような自立準備サポートが、地域の自立支援として利用できる。
再びコロナ禍の影響が高まった際や、現在働いている障がい者や生活困窮者が体調不良など様々な利用で外出できなくなった際に、自宅で働ける自立支援サービスがいつでも提供できる。
ビジョンを実現させるための今後3~10年の中長期目標
愛犬家による町の清掃等美化活動。健全なドッグランなどの社会環境整備。
協働・連携実績
博物館のショップや倉敷市内の雑貨店でノベルティグッズやオリジナル商品を販売中。ショップの方向性や雰囲気に合わせた商品を企画して、様々な要望に対応している。
協働・連携を希望する方へのメッセージ
障がい者とひきこもり者の連携で製作するノベルティグッズやオリジナル商品の企画、販売を検討していただきたい。ワークショップの実施も可能。

希望する協働・連携形式

寄付支援
ボランティア・プロボノ
協働による事業実施・新事業立ち上げ

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