若手職員を育てる企業風土や制度を教えてください。
- 井上
- 本店で新人職員研修を受けた後は支店配属となり、OJTで先輩職員の指導のもと、100件近くのお客さまを担当しています。私の場合は指導担当が神笠さんなので、何かと相談にのっていただいています。
- 神笠
- 甲府支店は、若手であっても、借入相談から融資後のフォローまで、配属後まもなく一連の業務に主担当として携わってもらいます。井上さんは4年目の先輩職員の後を引き継いだので、最初のうちは大変だったけど、長期的に見れば、成長のスピードが早く、メリットの方が大きいんじゃないかな。
- 井上
- 配属されて最初に担当したのは、経営不振のお客さまで、フォローの仕方など全くわかりませんでした。ですが、困ったことがあっても、聞けばすぐに教えてもらえたので、一人で悩んだことはありません。支店はアットホームな雰囲気なので、上司や周囲の先輩にも気軽に相談できる環境です。
- 神笠
- 若手職員を指導する場合には、この人は打たれ強いのか弱いのかなど、一人ひとりの特性や得手不得手を見て、真剣に向き合うように心がけています。井上さんの場合、最近、だいぶ打たれ強いということがわかってきました。大阪出身なのに、ボケを全然しないでずっと生きてきた男ですからね(笑)。