若手職員を育てる企業風土や制度を教えてください。
- 山吹
- 中小企業事業にはチューター制度というものがあります。私の場合、入庫1年目の時は15年目の先輩がチューターとして隣の席にいて、業務知識はもとより、お客さまとの接し方や仕事への取り組み姿勢まで、必要なことを手厚く教えてくださいました。2年目からは融資課に配属になり、上司やチューターにサポートしていただきながら、複数のお客さまを担当して融資業務を行っています。
- 中島
- 日本公庫では、さまざまな手法を用いて、お客さまの経営課題の解決支援を行っているのですが、その一つに決算書を分析してフィードバックする「財務診断」があります。山吹さんが融資課に配属されたときは、一緒に財務診断を持って担当のお客さまのところへ挨拶にいき、まず山吹さんの存在を知ってもらうところからスタートしました。今では一人で積極的にお客さまのところへ訪問しています。
- 山吹
- 国の施策に基づいたさまざまな制度があるので、どの制度がお客さまに最善なのかなど、提案内容については事前に上司やチューターに相談することが多いですね。このような現場でのOJT研修の他にも融資業務研修や、メンター制度、通信教育などがあり、若手職員の教育環境やフォロー体制はとても充実しています。