国民生活事業

尊敬する先輩・上司

相談しやすい職場環境と育成制度で、安心して業務に集中できています。

Chapter
01

人を育てる企業風土と制度

若手職員を育てる企業風土や制度を教えてください。

清武
先輩方や上司からのフォローが手厚いことを日々、実感しています。日本公庫ではインストラクター制度があり、融資課に配属後すぐ、ベテラン職員の方から約2週間マン・ツー・マンでご指導いただきました。私が入社した年に熊本地震が起き、他支店から応援が来るほど忙しかったのですが、先輩方は配属された新人3人をOJTで丁寧に教えてくださいました。
友田
日本公庫には課全体で職員を育成していく風土があります。私自身が清武さんと同じ3〜4年目で審査を学び始めたときは、当時の課長に決算書の読み方から根気強くご指導をいただきました。その指導いただいた体験が、いま後輩を育成するうえで生きています。
清武
支店ではジョブローテーションが組まれています。私の場合、最初は融資が決定したお客さまと書面で契約を交わす契約業務からスタートし、次に返済案内、融資審査を経験し、現在は営業を担当しています。
友田
最初の4年間で支店業務の全般を身につけられるようにジョブローテーションが組まれています。清武さんは4年目で営業を担当しているので、その最終段階に入ったところです。
Chapter
02

先輩・上司から学んできたこと

先輩・上司から学んだこと、印象に残るエピソードをお話しください。

清武
判断の難しい融資案件は事業統轄や上司に相談することが多いのですが、その相談する材料をどうするか、よく友田さんに教えていただいています。
友田
難易度が高い案件は事前に相談を受けて、上司や先輩で協議し、随時フォローしています。相談しやすい雰囲気が支店全体にありますし、課題を一人で抱え込み、一人ぼっちになることがないように周囲で気にかけています。
清武
友田さんから学んでいることは、お客さまを財務内容だけで判断するのではなく、経営者の経歴、事業の強み、改善点などをヒアリングして、お客さまと一緒に今後の経営改善計画を策定し、融資の実施までつなげることです。
友田
例えば、ずっと飲食店でアルバイトをしていた方が介護事業を起業したいといった場合、介護の経験がないから融資を行わないのではなく、サービス業の経験が次の仕事にどう活きるか汲み取って、融資につなげられるかを考えます。
清武
友田さんは、お客さまの事業への想いもしっかりと受けとめているため、お客さまはもとより、税理士や関係団体の方からも頼りにされています。そういった姿勢は本当に尊敬できますし、見習っていきたいです。
Chapter
03

自分なりのスタイルを持つ

今後取り組んでみたいこと、挑戦してみたいことはありますか。

清武
日本公庫は単独の融資だけでなく、民間金融機関や自治体、税理士などとも連携しているので、そうした関係団体の方々とも相談しながら経営相談や事業承継、海外進出など、お客さまのさまざまな課題解決に取り組みたいです。そのためにも、社内外から声をかけてもらえる存在にならなければと思っています。
友田
清武さんはお客さまに真摯に向き合い、信頼関係を構築できる方なので、経験を積んでいけば、お客さまの課題を解決できる職員になれると思います。

清武さんに期待していること、アドバイスなどがあればお願いします。

友田
今後はより多くの融資審査を経験して欲しいですね。そして、顧客の課題解決を通じて自身のファンを増やして欲しい。私も融資先の厳しかった業績が上向いたという話を後で聞いて、お客さまの熱意に応えたのは間違ってなかったなと感じた案件がたくさんあるので、その達成感をぜひ味わって欲しいですね。
清武
友田さんのように丁寧にお客さまの声に耳を傾けることができれば、お客さまの課題に適切なアドバイスができるようになると思っています。自分らしさや成功体験を重ねることで、日本公庫全体のお客さま満足度を高めることができればと思っています。友田さん、これからもご指導をよろしくお願いします。
友田
一緒にお客さまのため、地域経済のために貢献していきましょう。