使命感と責任感を持って働けることが、日本公庫の魅力です

学生時代に熱中していたこと

学生時代は語学留学を経験し、積極的に外国人留学生と交流しました。語学学校では異なる文化背景を持つ人々が共に生活をするため、意見が対立することもあり対応に戸惑う場面もありましたが、自身の意見を主張すること、相手の立場を受け入れること、他者との関係性を調整することなどの大切さを学ぶ重要な機会になりました。現在の業務においても、業種や業界など立場や視点の異なるお客さまとコミュニケーションをとる機会がありますが、相手の立場に立ち、共通理解を深めながら対話をするようにしています。その姿勢は、語学留学時代に身についたものだと思います。

就職活動時に考えていたこと

幅広い経験をすることで成長し、身につけた知識などの付加価値を社会に還元したいと考え「自己成長ができること」、「誰かの役に立てること」を就職活動の軸としていました。そのため、ジョブローテーションによる成長機会や、多種多様な業種・業界との結びつきがあり、資金面と情報面の両面から社会に貢献できる金融業界を中心に就職活動を進めていました。

日本公庫を選んだ理由

自己成長を実現でき、お客さま支援を追求できる環境に魅力を感じました。日本公庫では、若手のうちから多種多様な業種・業界の経営者の方々と直接お会いできるなど、挑戦できる環境があります。また、資金面の支援のみならず、コンサルティング機能の発揮やマッチング支援にも力を入れており、公共性の高さからも、小規模事業者や中小企業への支援を通じて社会に貢献できると考えました。就職活動時に実際にお会いした職員の方々は、政策金融の役割を認識し、高い志を持って業務に向き合っており、自身もこの組織の一翼を担いたいと強く感じました。志望事業の選択にあたっては、日常生活の中で関わり合いが深く、生活に身近な飲食店や美容室などの小規模事業者支援できることに魅力を感じ、国民生活事業を選択しました。

入庫前と入庫後の印象

入庫前は、クールな職員の方が多いのではないかというイメージがありましたが、実際は、お客さまに対して情熱を持って真摯に向き合っている先輩方ばかりでした。お客さまからの期待に応えるだけではなく、期待を超えるために何ができるのかを考え、経営課題解決のための情報提供などにより総合的な支援に取り組む姿勢には、日々刺激を受けています。

日本公庫の一番好きなところ

政策金融機関として唯一無二の存在価値です。私が入庫した当初は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられたお客さまからの融資相談が殺到しており、日本公庫にはセーフティネットとしての役割が求められました。入庫1年目の私が融資決定の連絡をあるお客さまに行った際、「家業の伝統や従業員の雇用を守れるかという重圧がのしかかり不安を感じていましたが、この資金でもう一度頑張れます」と涙ながらに感謝の言葉をいただいた経験があります。政策金融機関の使命感と責任感を持って働けることが、日本公庫の魅力だと感じました。