農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

静岡支店農林水産事業統轄として、静岡県内の農業及び食品産業向け融資の責任者の立場にあります。少し抽象的になりますが、日本公庫の経営方針や業務運営計画のもと、支店に求められる役割を担うために、何をやらなければならないかを考え、具体的に部下に示し、その達成に向けて組織をひっぱる役割が求められます。日常の業務としては、営業推進と業務管理、そして融資判断。忘れてならないのは部下の育成です。最近は、ワークライフ・マネジメントのため、業務を効率化し、部下の休暇取得や定時退社を促すことも重要な仕事です。とはいえ、自分一人でやれるわけではないので、課長と連携し役割分担しながらやっています。

やりがいを感じる時

農業は伸びしろが大きい成長産業として、大きくクローズアップされています。融資を通じて、意欲的な若い農業経営者、あるいは異業種から農業参入を目指す企業経営者の方と接すると、農業がダイナミックに変わりつつあることを実感します。TPPの大筋合意を受け、今後は海外に負けない国内農業の強化が国の最重点政策となります。政策金融もその重要な一翼を担うことになりますので、やりがいはより増してくるものと感じています。

思い出に残るエピソード

入庫して2〜3年目の頃、飲料メーカーの会社員から花農家に転職される方にハウスの建設資金を融資しました。ところが、初出荷を迎える前に、台風で建てたばかりのハウスが全壊。事業地が山間地で特に強風が通り抜ける場所だったのが災いしました。何とか農業を続けてもらいたいとの一心から、上司に何度も相談し、ハウス再建のために再度融資することができました。

将来の夢

仕事への好奇心とモチベーションを保ち、心身ともに健康を維持しながら、日本公庫に貢献できればと思います。何よりも、部下の目標の実現を手助けすることが大切だと思いますので、あらゆる機会を活かしてサポートしていきたいです。部下との仕事のなかでは自分の経験や知識を極力話すよう心がけていますし、同行営業の機会も多いので、私と顧客とのやり取りを通じて、部下には何かをつかんでもらえればありがたいです。

ある一日

8:40 出社
朝刊各紙に目を通し、気になる記事をチェック。知っておいてほしい記事は店内で情報共有します
8:50 朝礼
重要な業務情報や共有すべき事項を私や課長から職員に伝えます
10:00 会議
毎週月曜日に3事業統轄の定例打合せを行います。3事業が連携し、地方創生などの地域課題に対応しています
11:00 報告チェック
融資相談や関係機関との打合せ結果など、部下からの報告をチェックします。気づいたことがあれば、すぐに打合せを行い、指示を出します
12:00 昼食
お取引先の仕出し弁当を食べます。経営者の方との話題にもなりますので、お取引先の商品を食べることも重要な仕事の一つです
13:00 融資審査
融資の稟議を決裁します。スピード感のある融資手続きを心がけています
14:30 お客さま訪問
投資構想をお持ちのお客さまを担当者と一緒に訪問します。的確なアドバイスを行うためにも最新の農業情勢など知識の蓄積が欠かせません
15:30 外部会議
行政や関係機関が主催する団体や会議のメンバーとなっています。こうした会合を通じて把握した情報を積極的に発信するよう心がけています
17:00 帰店
外出中のメールや報告などをチェックします。毎週水曜日と金曜日が支店一斉のノー残業デーです。管理職である私も率先して帰宅します
17:10 退社
単身赴任なので急いで帰宅する必要はありません。喫茶店でコーヒーを飲みながら読書したり、健康のために市内の路地裏を探検したりして帰ります
23:00 就寝

Personal Message File

学生時代

色々とありますが、そのなかでも特に印象深いのは1985年。阪神ファンなら決して忘れることはないあの年です。優勝が見えてきた後半戦は大学の猛虎会メンバーと毎試合球場に足を運び、試合終了と同時に翌日の試合のために場所取りを行う日々でした。携帯カイロで暖を取りながら、夜通し六甲おろしを大合唱しました。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

金融機関、特に政策金融を希望していたこと。また、出身地である島根県松江市に支店があったことから、いずれ地元に帰るチャンスがあるのではと期待して選びました。幸い、二人の息子の幼少期を松江で過ごすことができ、親孝行ができました。

周囲からみた自分

この前、部下から「事業統轄の声が大きくて、みんな怖がっています」といわれました。決して怒っているわけではありませんが、打合せが白熱したりするとつい声が大きくなっているようです。それ以降、声が大きくならないよう気をつけています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

入庫してすぐは周囲に個性的な先輩、上司が多く、バブル景気の真っただ中だったこともあり、仕事もプライベートも忙しかったのを覚えています。

好きな言葉

「好きな言葉」とは少し違いますが、仕事上では「結果だけにとらわれず、取組みや内容にこだわる」ことを常に意識するようにしています。結果だけにとらわれていると、結果が出ないときに気持ちが落ち込みます。取り組む内容にこだわって仕事をすれば、いずれ結果が出てくると信じています。

就職活動のエピソード

日本公庫の最終面接は今でも覚えています。約束の時間は夕方でしたが、人身事故で電車がストップ。夜9時を回ってから最終面接を受けました。

休日の過ごし方

妻と二人の息子を千葉に残して単身赴任をしていますので、自宅に戻った時は妻の手料理に喜びを感じつつ、息子たちとのコミュニケーション(生活指導)が中心となります。静岡にいるときは電車やバスに乗って、県内を探索しています。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動は企業の景気や運にも左右されるものです。希望する企業から内定をもらえなかったからといって、自分を卑下したり、自信を失う必要はありません。入社した会社、仕事がきっと天職となるはずです。