自分が着目した、その企業の強みが融資決断の決め手に

現在の仕事内容

現在、起業教育を推進することを目的とした「高校生ビジネスプラン・グランプリ」の運営を担当しています。日本は長期的に開業率が低下しています。活力ある日本を創り、地域を活性化するためには、次世代を担う若者の力が必要です。悩みながらビジネスプランを策定する過程を通じて、自ら未来を切り拓いていける可能性を体感してもらいたいと考えています。また、創業支援に関する広報印刷物の企画・立案も行っています。情報社会である現在、お客さまへ正確に融資制度やサービスの内容を伝える必要があります。このため、お客さまへ融資制度や各種情報提供サービスを的確に説明できる印刷物などを整備しています。現在の部署に配属前、支店での融資業務の経験がありました。この支店での経験を現在の部署でも活かせるように努めています。

やりがいを感じる時

外部の機関や企業の方々と接する際に、起業教育への取組みについてお褒めの言葉をいただくことが多いです。ある企業の経営者の方から、「我が国の経済発展のためにも、ぜひ日本の起業教育の推進に引き続き取り組んでいただきたい」という言葉をいただき、その役割の大きさをあらためて認識しました。また、高校生に接する機会も多く、難しい課題にも妥協せず真剣に取り組む姿をみると、とても頼もしく感じるとともに、社会人として負けていられないという気持ちになります。

思い出に残るエピソード

支店で営業を担当していた時のことです。当時は、支店から1時間程度かかる地域を担当していました。創業をしたものの事業が軌道に乗らず苦労しているお客さまから相談を受けたのですが、日本公庫だけではお客さまのニーズにお応えすることができませんでした。そこで、お客さまのメインバンクへ同行し、日本公庫とともに今後の方針を考えることを提案しました。支店から離れた地域でしたが、お客さまの事務所やメインバンクに何度も足を運びました。最初は、苦労して考えた提案もなかなかメインバンクに理解してもらえず頓挫しそうになりましたが、お客さまのニーズに応えるため、何度か提案を練り直した結果、最終的に、お客さま、メインバンク、日本公庫の三者にとって最善の策を講じることができました。その後、無事に事業は回復しました。単なる融資だけに留まらない仕事ができたという充実感を味わうことができました。

将来の夢

融資審査のスペシャリストとして、お客さまや周りの職員から一層頼りにされる職員になりたいと考えています。
日本公庫にとって創業支援は、政策金融として長年培ってきた経験やノウハウを活用できる分野です。今までは、一般的に創業支援というと融資のイメージが強いものでしたが、起業教育の現場にも創業に関する経験・ノウハウを還元していくことが重要だと考えています。そのため、起業教育の推進を目的とした取組みである「高校生ビジネスプラン・グランプリ」をより多くの方に知っていただき、若い世代の方々に、起業するという選択肢を持つきっかけとなるような取組みを広めていくことが当面の目標です。個人としては、起業教育などの分野を持ちつつ、小企業の経営支援をトータルで考えられるような日本公庫職員になるべく知識や経験の幅を広げていきたいと思っています。

ある一日

6:15 起床
8:40 出社
まずは当日のスケジュールの確認を行います。メールのチェックや送信もこの時間に処理できるように心がけています
9:00 打合せ確認・資料の準備
業者との打合せについての最終確認と資料の準備を行いました
10:00 打合せ
業者との打合せ。現状の報告と来年度に向けた改善点について話し合いを行いました
12:00 Facebookページへ投稿
高校生ビジネスプラン・グランプリ専用Facebookページへ投稿を行いました。週に2回程度更新しています
12:30 昼休み
同僚と本店食堂でランチ
14:00 打合せ
別の業者との打合せ。委託している業務について、今後の運営に関わる打合せを行いました
17:10 退社
19:30 帰宅
家族と夕食
23:30 就寝

Personal Message File

学生時代

学生時代には、小学1年生から続けているサッカーに打ち込んでいましたが、練習後にキャンパスに戻り、資格取得に必要な勉強やレポート作成で、夜遅くまで大学に残る日も少なくありませんでした。当時身につけた知識や時間を有効活用する意識は今に生きていると思います。

日本公庫(国民生活事業)を選んだ理由

親族に中小企業の経営者がいたこともあり、中小企業をサポートする仕事につきたいと思ったことが一番の動機です。金融機関を中心に就職活動をしていましたが、多くのOB訪問をするなかで日本公庫(国民生活事業)が最も自分に合うと考えました。

周囲からみた自分

あまり自分で意識したことはありませんが、真面目で誠実な人に見られています。当然ながら、仕事には真摯に取り組むように日頃から心がけています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

最初にお会いしたOBの先輩が語る公庫の仕事内容が明確で表裏がなく、誠実な会社だと思いました。また、多くの経営者の方々にお会いできるということも魅力的でした。入庫後もその印象に変わりはなく、責任感を持って仕事をしている人が多く安心しました。入庫前の印象と異なっていた点は、仕事量が想像より多かったことです。

好きな言葉

サッカーに打ち込んでいた頃に恩師からいただいた言葉で、「好きこそものの上手なれ」という言葉を大切にしています。たとえ困難にぶつかったとしても、それをよい機会だと捉え、前向きに取り組むことで、自分の成長につながると思っています。

就職活動のエピソード

就職活動には早めに着手し、積極的に多くの企業説明会に足を運びました。不思議なことに、企業説明会への参加回数を重ねるにつれ、当初はライバルだと考えていた他の学生を、次第に仲間だと思えるようになり、会場で偶然居合わせた学生同士で、イベント終了後に喫茶店へ行き、意見交換をしたこともよい思い出です。

休日の過ごし方

妻と1歳8カ月の娘の家族3人で、買い物や食事に出かけることが多いです。また、運動不足を解消するためにランニングや趣味であるサッカーで気分をリフレッシュすることもあります。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動は社会人や他の学生と出会うことができるよい機会であり、経験という意味では一つも無駄になることはありません。また、企業とみなさんの出会いの機会でもあります。ぜひ、みなさんが働きたい会社を明確にし、そこで働けるようにするためにも、多くの人に会い、見識を深めることをお勧めします。