農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

東京支店中小企業営三事業の事業統轄です。「事業統轄」とは、民間金融機関の「支店長」や「支社長」のような役職です。営三事業では東京の墨田区、江東区、江戸川区の3区を担当しており、私の主な仕事は営三事業全体のマネジメントです。事務所での仕事の中心は、業務運営に関する打ち合わせや資料作成、融資案件やそれに関連するりん議の決裁などですが、ときには事務所を出てお客さまを訪問し、工場などの現場を見せていただいたり、経営者から仕事のお話しを伺うこともあります。

やりがいを感じる時

工場建設資金等をご融資後、工場が完成し、実際に機械が稼働しているところを見せていただいたときや、社長から「おかげで生産性が向上しました」、「以前できなかった、難しい仕事ができるようになりました」と言われたときなど、自分の仕事が企業の発展に少しでもお役に立っていることを実感できたときに、「やりがい」を感じるとともにとても嬉しく思います。

思い出に残るエピソード

「あなたがいつの日か成長して、他の企業の役に立ってくれればいいのです。」 入庫2年目のとき、担当先で収益力が高く優良な財務内容の企業がありました。設備資金を申し込まれていましたが、担当の経理部長は「日本公庫の"目"にかなえばさらに自信が持てる」というのが取引の目的だとおっしゃっていました。未熟な私は、その方にいろいろ教えていただき、また励ましていただきました。この言葉は、まさに私の恩人といえるその方のひとことです。失敗して落ち込むたびにこの言葉を思い出し、頑張って働き続けようと思いました。

将来の夢

「お客さまのために役に立つ仕事をすること」が永遠の目標です。入庫以来ずっと、中小企業のお役に立てるようになりたいと思い続けてきました。設備資金のご融資等お客さまの発展をお手伝いできれば何よりですが、厳しい事業環境下に苦戦されている企業も多く、少しでも経営のヒントにつながればと念じながら辛口のアドバイスをさせていただくこともあります。難しくゴールのない目標ですが、これからも真摯にお客さまに向き合っていきたいと思っています。

ある一日

8:40 出社
当日のスケジュールを確認。またメールや社内文書のチェックもします
8:50 朝礼
元気な挨拶で仕事をスタート。連絡事項だけでなく、職員の表情や様子にも気を配ります
9:00 役席会議(管理職間の打ち合わせ)
計画の進捗状況や当面の取組み事項を確認します
10:00 貸付りん議等決裁
判断業務に大事なことは、集中力を切らさないこと
11:00 契約に来られたお客さまとの面談
11:30 融資課との打ち合わせ
融資課長、担当者との3人で、融資予定先企業などについて話し合います
12:00 昼食、休憩
今日は同期と社外でランチ。たわいのないお喋りが楽しい
13:00 お取引先を訪問
お客さまに案内していただき工場を視察。現場を見ることは日本公庫の仕事の基本です
16:00 帰店
融資課との打ち合わせ
16:40 決裁、メールチェックなど
18:15 退社
20:00 帰宅
テレビを見たり、本を読んだりしてリフレッシュ
24:00 就寝

Personal Message File

学生時代

大学では「法学研究会」という学部内サークルに所属しましたが、勉強もせずにのんびり過ごしてしまいました。

日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由

偶然、書店で見つけた就職情報誌に、日本公庫(当時は中小企業金融公庫)が掲載されていて、興味を持ちました。公的な仕事に就きたいと思っていたこともあり、中小企業のお役に立つ、こんな仕事もあるのかと驚きました。

周囲からみた自分

「明るくて元気な人」。最近は「穏やか」「優しそう」という評価も増えてきました。これも年の功だと素直に喜んでいます(笑)。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

第一印象は「来店客は少なめ、静かな金融機関」。入庫後の印象は、担当者が経営者と直接会ってお話をする機会の多い「アクティブな金融機関」。工場等の「現場」を見せていただきながら、お客さまの事業内容をより深く理解できるのが、特徴の一つだと思います。

好きな言葉

「待て、そして、希望せよ!」 小説『モンテ・クリスト伯』の、不屈の主人公の有名なセリフです。どんな苦境にも絶望せず、心を強く持って生きていこうという強いメッセージに、私はいつも勇気づけられます。

就職活動のエピソード

当時、女性総合職の門戸は開かれたばかり。採用では男性の後回しにされる不安もあったのですが、日本公庫の採用担当者から「女性の方ですか?採用していますよ。大歓迎です。」と明るい声で言ってもらえ、元気が出たのを覚えています。

休日の過ごし方

趣味は演劇鑑賞です。特に歌舞伎が好きで、毎月観ています。ミュージカル等の他のジャンルのお芝居もよく観ます。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

周囲の情報に振り回されることなく、自分はどんな仕事に興味があるのかをじっくり考え、その業種・会社で働いている人の話もよく聞いたうえで、進路を決めて欲しいと思います。