農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

信用補完制度について、制度創設や改正、制度の運用ルールにまつわる仕事をしています。具体的には、新制度の創設や既存の制度の改正がある際に、たとえば、政府や関係機関と調整を通じて制度の骨格の組み上げや運用ルールの策定といった外向けの仕事を行ったり、内部規定の改正やシステム開発、説明資料の作成といった日本公庫内部向けの仕事を行っています。その際には、制度のおかれている現状や関係機関の声に、なるべく耳を傾けながら、よりよい制度運営がなされるよう、自分なりの考えを持つようにしています。そのほか、制度の内容や運用のルールについて、関係機関や日本公庫内部からの問い合わせに対する回答も行っています。

やりがいを感じる時

信用補完制度は、日本の中小企業全体の約4割に相当する、145万社の中小企業の方にご利用いただいている制度です。制度創設や改正は、ご利用者である中小企業の方はもちろん、その関係者など非常に多くの方に影響を及ぼすことになります。制度創設、改正にあたっては、どのような影響・効果があるのかを常に考えて仕事を行っています。そのため日ごろから幅広く情報収集を行うことが重要だと感じています。新たな制度を創設し、ご利用の実績が出始めたときは、中小企業の方のお役に立てたというやりがいを強く感じることができる瞬間です。

思い出に残るエピソード

保険審査部在籍時、業務状況などについて意見交換を行うため、初めて信用保証協会に出張をしたときのことです。会長、役員から職員の方まで幅広く意見交換をさせていただいたのですが、役員の方から「日本公庫と信用保証協会は信用補完制度の両輪なのです。どちらかがというのではなく、ともに協力し合い諸問題を解決していくことが、中小企業の成長・発展につながるのです。今後もともに頑張りましょう」と当時若手であった自分に直々に熱く語っていただいたことが最も印象に残っています。この経験は、それぞれの制度関係者が中小企業支援という大きな使命に対し、高い意識を持っていることを強く感じさせてくれました。自分にとってこの経験は、より多くを学びこの大きな使命に応えることができるよう努力をしなければならないと考える大切なきっかけとなりました。

将来の夢

全国の信用保証協会が行う債務の保証について保険を行う「信用保険制度」をご存知の学生の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。信用保険業務は、融資業務と同様に国の中小企業金融政策の重要な役割を担っており、中小企業の方にとってはなくてはならないものだと感じています。制度のありようは、今後の経済の状況など、中小企業を取り巻く環境とともに変わっていくものだと思っています。本制度の目的・意義をしっかりと捉え、どのような状況でもフレキシブルに力を発揮できるような職員になることが目標です。

ある一日

6:00 起床
早起きの長男とともに起床。妻と3人で朝食。
8:50 出社
まずは当日のメール、スケジュールの確認を行います。主務省からの依頼事項に大急ぎで対応を迫られることもあります
9:30 主務省に電話
前日依頼されていた事項について、メールにて意見出しと回答を行います。主務省の担当者も業務多忙のため、簡潔・迅速に必要な項目を伝えるよう心がけています
10:00 打合せ
グループ内での打合せ。業務の現状報告が主な目的です。この日は、午後の主務省での会議の際に提出する資料について話し合いました
12:00 昼食
グループ内の職員と社員食堂へ
15:00 会議(主務省会議室にて)
次期国会に提出される信用補完制度関係の法案につき、大詰めの内容確認。日本公庫は法案を作成することはありませんが、政策実施機関として作成をサポートします
17:00 帰社後、会議の議事録を作成
重要な会議が開催された場合は、議事録を作成し、迅速にグループ内での情報共有を図ることを心がけています
18:20 翌日の業務・スケジュールなどを確認
18:30 退社
19:30 帰宅後、楽しみは子供とのお風呂タイム
20:30 夕食を食べながら晩酌
23:00 就寝

Personal Message File

学生時代

学生時代は、アルバイトとサークルを通じた友人たちとの交流を大切にしていました。アルバイトは、顧客の年齢に幅のある接客業であったため、入庫後の営業の際にもお客さまとのコミュニケーションで困ることがなかったことは、自慢の一つです。

日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由

ずばり「人」です!日本公庫を教えてくれた大学の先輩や、お会いした職員はみなさん「優しく、真面目な人」が多いように感じました。入庫してからもその印象は変わらず、時に優しく、時に厳しくとも、部下、後輩思いの職員が多いように感じます。

周囲からみた自分

周りからは「仕事好き」「ポジティブ」「明るい」などなど、前向きな評価を得ています。入庫当時先輩から「仕事は大変なこともあるけれど、ポジティブに明るく仕事に取り組まないと続かないよ!」と教わって以来、可能な限りどんなときでも明るく振舞うように心がけています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

「中小企業支援一本勝負」という印象でした。入庫した年(2008年)にリーマンショックが発生し、印象のとおり「国内の中小企業を支援するため」に職員が尽力していたことは新入職員として感銘を受けたことを覚えています。また、業務を通じて広く社会に貢献できる組織であると強く認識することができました。

好きな言葉

2つあります。一つは「笑門来福」。苦しい時でも、笑顔でいることにより運を引き寄せられるよう、常に心がけている言葉です。もう一つは「自信を持つ」です。自分に自信が持てなければ、他人を信じることはできませんよね。これも自分のなかで、とても大切にしている言葉です。

就職活動のエピソード

当初は「製造業」の会社を中心に就職活動を行っていました。自社の商品・製品を販売して回る営業マンに憧れを覚えていました。その後、大学の先輩から日本公庫を教えてもらい、「融資」という形のない商品を提案することの難しさ、楽しさ、政府系金融機関としての社会的意義などを説明され、最終的には強く日本公庫に惹かれました。

休日の過ごし方

休日はもっぱら1才半の長男と遊んでいます。長男は公園や児童館でほかの子供と一緒に遊ぶのが好きなのですが、まだ歩き始めたばかりで、見ているこちらはハラハラです。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動は本当に「一期一会」です!「この会社が無理だったから、どうせ次もだめだろう…」などと決して諦めず、常に笑顔で就職活動を続けてください。面接の場面など緊張することは多いと思いますが、口角を上げて少しでも笑顔を心がけてください!