各支店が円滑に業務を行えるように支店と本店の各部室とをつなぐ

現在の仕事内容

私が所属する営業推進部業務運営グループは、中小企業事業の業務に関する企画立案を行っています。また、全国にある中小企業事業の各支店が円滑に業務を行えるように支店と本店の各部室とをつないだり、融資実績や支店運営に関する各種情報を提供したりすることも重要な仕事です。日本公庫は通常の企業と異なり、利益ではなく、政策金融を的確に行うことを目的として活動しています。そのため、どうすればお客さまのニーズにあった適切な対応を行うことができるのか、そして、政策ニーズを満たすことができるのか、を常に考えるように努めています。

やりがいを感じる時

私は、各支店に提供する融資関連データや主務省への報告資料などを作成しています。資料の作成において、間違いは許されないので、プレッシャーを感じながらもやりがいにつながっています。また、作成した資料を基にさまざまな事柄について部署内外で議論を行っています。その際、単に数字だけではなく、背後にある因果関係なども踏まえて、議論することができ、本質に迫った話をすることができるのは、大変刺激的です。些細な事柄を決めるうえでも、組織内で合意形成のプロセスを経る必要があります。手間がかかることではありますが、調整をやり終えた後は達成感があります。

思い出に残るエピソード

入庫して6年目、支店の融資担当者だった頃の話です。担当していたお客さまが大型設備投資を計画されていました。投資規模が売上規模を上回っており、お客さまにとってまさに社運をかけたプロジェクトでした。私は担当者として、社内外を納得させる事業計画を作成する必要性があること、設備投資計画自体も見直し、投資金額を引き下げるなど、お客さまの借入負担を減らす工夫も考える必要があることを説明しました。その後、メインバンクである民間金融機関にも足を運び、協調融資体制が構築できるか、連携の可能性を模索しました。結局、最終的にその設備投資は実施しないこととなりましたが、社長からは「親身になって相談に乗ってくれてありがとう」と大変に感謝されたことを覚えています。さまざまな利害関係人と、計画を詰めていくなかで、何度も壁にぶつかりましたが、粘り強く協議をつづけることで結論に至り、考え続ければ何とかなるということを学びました。

将来の夢

将来的には、お客さまに対して付加価値を提供できるようになり、頼りにされる人間になりたいと思っています。これまで支店や審査室では5年間融資業務を経験したことに加え、経済産業省への出向中はマクロ経済について学びました。これらの経験を活かし、お客さまの相談に乗っていきたいです。ただ、経営や経済に関して、まだまだ勉強することが多いと思っています。経営者の方に多くのことを助言することができ、なにかあったら相談したいと思ってもらえるように今後も研鑽を続けていきたいと思っています。

ある一日

8:40 出社
メールやスケジュールをチェックして一日の業務の段取りを考えます。上司のスケジュールも確認し、それを踏まえて段取りを行うように心がけています
9:30 打ち合わせ
他部署と打ち合わせ。何が問題で、どちらの部署がどこまで責任を持ってやるのかをできる限り明確にします
11:00 上司と相談
業務について、問題が発生した場合、自身の考えおよび論点を整理して対応策を上司に相談します
12:00 昼食
グループ員の方々と一緒に昼食をとります。プライベートの話をすることも少なくありません
13:00 報告資料作成
主務省に報告が求められているデータを整理し、報告資料を作成します
14:00 会議資料作成
今後の業務方針を決定する会議資料を作成します。諸先輩方の意見や過去の資料なども参考にたたき台を作成します
15:00 担当役員への説明
作成した資料について、上司に報告します。その後、担当役員へ説明に同席し、今後の作成方針などについて、指示を仰ぎます
15:30 資料修正
担当役員からの修正指示に従い、資料の修正を図ります。必要に応じて、他部署と再調整を図ります
18:00 スケジュール確認
本日中にやるべき仕事を確認し、スケジュールを再度調整します。明日に回せるものは無理に今日中にやろうとはせず、余裕を持って進めます
18:30 退社
友人と飲みにいくこともありますが、予定がなければ、ジムに寄って軽く泳いだり、カフェで好きな本を読みます
21:00 自己研鑽
自分の興味があることを調べたり、eラーニングによって自己研鑽を図っています

Personal Message File

学生時代

もともと、本を読むのが好きだったので、よく読書をしていました。好きになった作家の方の本を集中的に読んでいたので、読んだ本のジャンルは狭いかもしれませんが、多くの本を読んだと思います。あとは、空き教室で友達とあれこれ話をしたことや企業経営について議論をしたことが印象に残っています。

日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由

私が就職活動を行ったのは、ちょうどリーマンショックが発生した年でした。世界的な金融危機のなかで、自分が興味を持っていた銀行、保険、証券会社などの金融業界では、混乱も多くありました。その中で日本公庫を選んだ理由は、「最もお客さま目線で仕事をすることができる」と思ったからです。実際、仕事をしてみて、その気持ちは間違いではなかったと感じています。

周囲からみた自分

淡々と仕事をしているとよくいわれます。トラブルや緊急対応の必要がある案件が発生したとしても、まずは落ち着いて、焦らないよう心がけているのでそのように映るのだと思います。ただ、実際は、結構心の中で焦ったり、戸惑ったりしているので、自分としてはやや意外だと思っています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

説明会や面接で話を伺った人などから、真面目な人が多いという印象を持っていました。その印象は今も変わっていません。実際に、日本公庫が好きで、お客さまの役に立とうと、仕事に対して情熱を持って取り組んでいる人が多いと思います。また、ワークライフバランスをきちんと切り分けている人が多い印象です。

好きな言葉

「不安なら不安で、不安から得をする算段をしたらいいではないか」です。好きな作家である小林秀雄さんが学生向けの講演会で話されていた言葉です。日々の中でネガティブな考え方をしてしまうこともありますが、ありのままの自分を受け入れて、どうするかを考える方が重要だと気付いたきっかけとなった言葉です。

日本公庫の一番好きなところ

融資課、審査室、出向、本店といくつかの部署を経験してきましたが、すべて風通しがよく、自分の意見を発言できる場があったことです。自分の考えを論理たてて説明すると、上司にもしっかりと耳を傾けてもらうことができました。自分の提案が採用されることもあります。そのため、発言には責任が伴いますが、楽しくやりがいがあるとも思います。

休日の過ごし方

休日は、近所にあるジムのプールで泳ぐようにしています。体を動かすとリフレッシュできます。運動した後、遊びに行ったり、カフェで好きな本を読んだりすることが多いです。

就職活動のエピソード

就職活動中にはいろいろな人にお会いして、話を聞くことができました。そのなかで、今もよく覚えているのは、大手新聞社の記者の方にお会いし、裏話を含め、いろいろなお話を伺ったことです。自分にはなかった視点でとても新鮮だったことを覚えています。その方に勧められた本は今でも読み返しています。

社外活動での経験

以前、仕事で知り合った他社の方々と今もつながりがあります。働き方に関する勉強会やセミナーを一緒に企画したり、参加したりしています。社外の人と議論すると、違った視点を得られるのでとても勉強になっています。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

自己分析でやっていることと思いますが、自分は何をやると楽しく感じることができ、何をやりたいのかということを真剣に考えてください。就職活動の期間だけではなく、今後働いていくうえでも非常に重要な視点になると思います。それから、くれぐれも健康には気をつけて頑張ってください。