農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

現在、企業支援部支援企画グループにて再生支援、債権管理業務に係る企画・立案および規定の作成、全国各地に駐在している支援課の業務目標作成および進捗管理などを行っています。再生支援業務は、企業の実態を深く把握したうえで、業績悪化原因を排除できる経営改善策を検討し、改善策実行に最適な金融支援策を構築していく仕事です。再生支援を必要とする企業のなかには、地域の雇用を支えている企業など地域経済に大きな影響を与える企業も多く、地域金融機関とも連携しながら支援スキームを構築する必要があります。私は、直接現場で取引先の再生支援に携わる支援課の職員が、日本公庫ならではの再生支援に全力で取り組めるよう、地域特性なども考慮しながら、再生支援の企画・立案を行うよう心がけています。

やりがいを感じる時

自分が手がけた仕事が、形として残せたことを実感できたときに「やりがい」を感じます。たとえば、融資担当としては、設備資金を融資して建設された工場が稼働している現場を見たときや、震災からの復興を支援して取引先から感謝の言葉をいただいたときです。また現在の業務では、日本公庫の再生支援に関するさまざまな企画・立案などに携わっておりますが、その企画等が実を結びそうになった時などにやりがいを感じます。再生支援の業務経験が少ないため、よりよい再生支援スキームの構築に向けて悪戦苦闘の毎日ですが、地域特性、取引先のニーズ、支援課職員のニーズ・課題などを踏まえた再生支援スキームや規定の策定などに全力で取り組んでいけば、より「やりがい」を感じられると思っています。

思い出に残るエピソード

福島支店での復興支援の経験です。私は平成23年8月から約2年半の間、福島支店で東日本大震災からの復興支援に携わりました。私は、日本公庫に入庫して最初の3年間、福島支店に勤務したこともあり、福島支店の取引先・経営者に育てていただいたと感じています。それだけに、東日本大震災のニュースを見たときは、他人事ではありませんでした。そしてお世話になった福島の復旧・復興のために力になりたいと思っていた矢先に再度福島支店に異動したのです。震災後の福島支店では、これまで培った経験や知識、日本公庫の融資制度などをフル活用して、復興支援に携わったつもりです。福島の経営者から感じたことは、みなさん歯を食いしばって、前向きに自社の経営や地域の復興に向けて活動をされていたことです。福島に限らず、経営者は会社のため、地域のため必死に経営をされています。そのような方が安心して事業を継続できるようサポートすることが、日本公庫の役割であり、使命であると実感した経験でした。

将来の夢

当面の目標は、政策を担う者・政策金融マンとして本当の意味で独り立ちすることです。日本公庫は、融資業務では取引先からの融資相談や融資審査、事後管理、事業再生など、本部業務では他部署との連携や企画・調整など、幅広い業務を行っています。また政策金融機関として、取引先からの期待に応え続けていく必要があります。当然に求められる知識は広範で、日々勉強中です。日本公庫に入庫して10年。自ら考え、実践していくという基本的な仕事の動作は身につきましたが、もっとスキルアップしなければと焦り始めています。日々の業務のなかで「見たこと」、「聞いたこと」、「感じたこと」を自分のなかでじっくり醸成して、自分なりの信念を持った政策金融マンになりたいです。

ある一日

6:00 起床
8:30 出社
当日のスケジュール確認。メールや社内文書の確認
9:00 資料作成
グループミーティングに向けた資料を作成
11:00 グループミーティング
来年度制度化を予定している支援スキームの企画について打合せ
12:00 昼食
グループメンバーと社内食堂で昼食
13:00 社内打合せ
他部署と調整が必要なニュースリリースについて打合せ
14:00 支援課との打合せ
全国各地に駐在している支援課と電話やメールなどで打合せ
16:00 支店などからの問合せ対応
再生支援の規定に関する問合せに対応
17:00 資料作成
来年度制度化を予定している再生支援スキームの企画などに関する資料作成
20:00 退社
21:00 帰宅し夕食
22:00 事業再生の通信教育を受講
24:00 就寝

Personal Message File

学生時代

大学時代に打ち込んだことは「車」、「仲間たちとのサークル・飲み会」などなど…。学生時代の一番の財産は友人です。熱しやすく冷めやすいのが難点ですが、学校の枠に限らず交友関係を深めていました。

日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由

大学院で学んだベンチャー企業や中小企業に関する知識を活かせると思ったことなど、理由はたくさんありますが、一番は政策金融という中立的な立場で企業の支援を行いたいと考えたからです。

周囲からみた自分

周囲の方には、冷静、笑わない人というイメージを持たれているように感じます。実際は、仕事中は毎日不安とドキドキを抱えていますし、仕事を離れれば大ざっぱな人間です。AB型なので、二面性があるのでしょうか…。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

入庫前の印象は「知る人ぞ知る金融機関」という印象でした。それは、今も変わりませんが、日本公庫をご利用いただいている取引先は日本公庫のよさを実感していただいていると思います。より多くの企業に公庫のよさを知ってもらいたいです。

好きな言葉

「闇を知らぬ者に光もまた無い 闇を抱えて生きろ」(漫画「バガボンド」の一節)です。いろいろな辛いこと、耐え難いことを抱えながら、それらを乗り越えて楽しく生きたいと考えています。

就職活動のエピソード

私は大学院で勉強したベンチャー企業や中小企業に関する知識を活かそうと考え、金融機関やコンサルティングファーム、ベンチャーキャピタルなどを受けていました。自分の興味が持てる企業をよく調べて、比較して、自分が働いている姿を想像しながら就職活動を行っていました。

休日の過ごし方

サイクリングや喫茶店での読書などをして過ごすことが多いです。また、電車で知らない土地に向かい、目的を決めずに散策したりしています。一人でのんびり過ごすことが好きです。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動中のみなさんは、それぞれが違った「環境」、「条件」、「想い」の中で就職活動に取り組んでいると思います。周囲の学生やインターネットの情報などで焦ることもあるかと思いますが、目先にとらわれず、自分自身が納得するまで精一杯がんばってください!