学生時代
自転車部に所属し、仲間と国内外を自転車で旅行する日々に明け暮れていました。テントや調理器具を自転車に括りつけて地方のキャンプ場やゲストハウスを巡り、日本全国の風景に感銘を受けたことが、日本公庫への就職のきっかけの一つでした。仲間とは真剣なこと、くだらないこと、色々と語り合いました。みな、今も大切な友人です。
周囲からみた自分
よく言えば「真面目」「論理的」「じっくり考えて物事を進める」と評価されていると感じています。悪く言えば「慎重すぎる」とも言えてしまうのが課題だと感じており、今の業務を通じて積極的にチャレンジして、一皮むけたいと思っています。
好きな言葉
「後工程はお客さま」です。もとはトヨタの品質管理に関する言葉だそうですが、「自分の仕事は自分一人で完結するものではなく、前後の工程に関係者がおり、最終的には、現場のお客さまや公庫職員に繋がっていくものだ」と意識して仕事に取り組んでいます。
休日の過ごし方
平日はデスクワークなので、休日はなるべく体を動かしてリフレッシュするようにしています。年に何回か友人と登山に行くので、ジョギングやジム通いで体力を維持するようにしています。
社外活動での経験
ランニングの社会人サークルに所属しており、仕事終わりに皇居ランや運営の手伝いをしています。入庫後に熊本県に赴任したときも地元のランニングサークルに参加し、地元の方と交流していました。
日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由
日本の農業や食糧に携わる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。特に、政策金融機関という公的な立場から、農業経営の現場の近くで仕事ができることに魅力を感じました。また、選考時など自分の考えや思いを自然体で伝えることができ、それを理解してくれたことが決め手となりました。
日本公庫の第一印象と入庫後の印象
大学時代の農家実習時に日本公庫の存在を知ったときは数ある金融機関の一つという印象でしたが、入庫後、全国の農業経営の現場における日本公庫の存在感を実感しました。地域の民間金融機関や農業行政からも注目される存在であるため、現場でお客さまや関係者に相対するときは身が引き締まりました。
日本公庫の一番好きなところ
自然災害や経済危機時において、全国のお客さまの経営を支える重要な役割を担っている点です。新型コロナウイルス関連融資のニュースを見て、日本公庫を知った方も少なくないと思います。その他にも、地震や台風、原材料価格の高騰などの困難に直面したお客さまへの支援は、日本公庫の最も重要な役割の一つです。
私は農林水産事業出身の職員ですが、災害の影響を受けやすい農林水産業に対して、日本公庫が果たしている役割は決して小さいものではないと考えています。
就職活動のエピソード
就職活動時は食わず嫌いをせず、金融、不動産、メーカー等々、幅広い業種の採用試験を受けました。OB訪問や面接で社員の方から実際の業務のお話を聞くことで、各業界の具体的な働き方についてイメージすることができました。
就職活動をするみなさんへのメッセージ
学校と同じように企業も、多くの人がさまざまな役割を分担することで成り立っており、積極性がより求められる業務もあれば、慎重さがより求められる業務もあります。
就職活動ではつい優等生のように振る舞ってしまうかもしれませんが、皆さんにフィットする企業やポジションは必ずどこかにあるので、リラックスしてたくさんの企業に触れてみてください。