農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

千葉支店農林水産事業で業務課長をしています。いわゆる「総務課長」です。外部の業者と契約を締結したり、経費を支払う「庶務」「経理」の仕事。千葉支店の存在や仕事をもっと知ってもらうために、マスコミに働きかける「広報」の仕事。法律上定められている事項が多い「労務管理」「防火防災」の仕事。会議をセットしたり、スケジュール調整をする「秘書」的な仕事もあります。内部的には、支店で「いつ」「誰に対して」「何をするか」を定めた「運営計画」を作成し、いろいろ企画する、という仕事もあります。店舗運営をする上で、どんな業種でも発生するであろう「主業以外のなんでも仕事」を担当するのが業務課長です。

やりがいを感じる時

「業務課長」という仕事をまだまだ把握しているとは言えませんが、今、「店舗運営は面白い!」と感じています。学生の皆さんは就職活動中、リクルーターや店舗、受け取るメール一つにも、その企業の雰囲気や様々な「レベル」を感じることはありませんか?業務課は裏方仕事を通じて、スタッフ、店舗、文書一つにも影響を与えることができる仕事です。
反面、私の意識や目線が店の雰囲気やレベルに与える影響は大です。これはとても恐ろしいことであり、例えば他社の不祥事を見聞きする度に、まだまだ学び、身につけなければならないことがあると身が引き締まります。

思い出に残るエピソード

入庫4年目、私の至らなさから融資条件を巡って揉めたお客さまがいました。それから約1年後、そのお客さまは取引先と不和になったのがきっかけで、精神的な病気になってしまいました。お会いしたところ、げっそり痩せて別人のよう。借入金がもし返せなくなったら…と弱気な発言が続きました。
最終的にこのお客さまは回復され、気まずかった関係も解消するのですが、当時の私からすれば、お客さまはみな長年事業をし、家を建て、家族を養う「見上げるような」大人ばかり。しかし、この一件で、お金を借りるというのは相当な重圧であること、そして、お金を貸すというのは経営どころかお客さまの人生を変えかねないこともあると身にしみて勉強させてもらいました。

将来の夢

今は保育園児の育児に追われ、まずは目の前の仕事を片付けて仕事をつまらせないことに手一杯ですが、「業務課の仕事は何でも平井さんに聞けば分かる!そして間違いない!」と言われるようになりたいです。そして、お客さまはじめ外部の方に、日本公庫の職員から、店舗から、郵便物一つから、「なんか日本公庫っていい会社だよね」と思ってもらえれば最高です。

ある一日

8:40 出社
千葉支店の朝は、当番制の朝礼&挨拶復唱から始まります。声を出して清々しい気持ちで業務開始です
9:00 店舗オープン。管理職4名の打合せ。
全部で15名の店なので、意思疎通、情報共有がしやすいです。
11:00 課内ミーティング
今週、来週のスケジュールと仕事を確認します。定例業務が多い課なので、何かイベントがあっても「いつものように」仕事が淡々と進むよう、スケジュールを調整します
12:00 昼食
課員とビル内の食堂に食べに行くこともあれば、隣のデパートの地階で夕食の買い出しをしていることもあります。農林水産事業職員の特性として、「食品売り場で情報収集する」というのがあり、私も時々商品をひっくり返しては、メーカーや材料をチェックしたりしています
13:00〜15:00 午後のゴールデンタイムです。一日で最も仕事が集中する時間ですが、和やかなムードの中、仕事を進めます
16:30 経理システムの業務終了です。慌ただしく夕方の時間が流れていき、気が付くと17時、店舗閉店となります
17:10 課員との雑談タイム。リフレッシュ、というには少々お互いくたびれていますが、コミュニケーションがゆったりとれる、貴重な時間です
17:50 保育園のお迎えに間に合うこの時間まで、仕事をして業務終了です。課員も私も残業なしで仕事がまわるようにするのは、私の大きなテーマです

Personal Message File

学生時代

勉強、と言いたいところですが、親元を離れ、お風呂のないクラッシックな一軒家に赤の他人と3人で住む、という生活そのものに熱中していました。アルバイトでお金を貯めては友達と海外旅行に行き、自分と周りで「違うもの」「でも同じもの」を発見するだけで満足な毎日でした(若いですね)。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

自然とともに仕事が進む農業に魅力を感じ、「農業に関係する会社」を軸に就職活動をしました。結果、政府系金融機関という、思ってもみなかった業種に就職することになりました。

周囲からみた自分

悪く言えば大雑把、よく言えばおおらか、です。
人から言われることと、自己イメージが違っていて、驚くこともたまにあります。自分を知るのは難しいのだなあと思います。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

第一印象は歴史があって良くも悪くも古い会社、職員の皆さんが優しくて家族的な雰囲気の会社だな、です。
入ってみると、仕事のほとんどが行政や他の金融機関と二人三脚で進む、というのが意外でした。

好きな言葉

「答えは既に自然の中にあり。我々はただそこから読み取るのみ」(建築家/アントニオ・ガウディ)
クヨクヨしていても、自然の前では全ていじましくてどうでもいいことだなと(思えるときには)思えます。

就職活動のエピソード

日本公庫の支店長面接のときです。約束の時間に訪問すると、店舗の奥から大きな声が。上司が部下を叱っているようです。そうか、仕事をすれば当然怒られることもあるよな…と、急に社会人になることが現実味を帯びました。

休日の過ごし方

家事、育児、アンチエイジングで始めたヨガ、でだいたい終わります。そろそろウィークエンドファーマーに復帰したいです。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

自分を振り返ると、働くことにイメージがわかず、視野も狭く、かなりトンチンカンな就活生でした。同じように今、仕事について明確な意思がなく、なんとなく就活中、という方もいるかもしれません。モヤモヤした状態であっても、何かを考え、行動することは、決して無駄にはならないと思います。頑張ってください。