学生時代
アルバイト中心の生活でした。家庭教師、塾講師を中心に、イベントのお手伝い、採用サポート企業での営業補佐などを行いました。学生以外のさまざまな年代の方と接することで視野が広がったと思います。
周囲からみた自分
「猪突猛進」、「割り切りが早い」とよく言われます。周囲には慎重に考える、行動する方が多いので、そのような評価を受けることには自分でも納得しています。「丁寧に確認する」といった自分の不得手な面は、いつも周囲にサポートしてもらっていると感謝しています。
好きな言葉
一期一会。当たり前ですが、「今」という時間は「今」しかありません。次はないものと思って行動することを大事にしています。
他には、得意淡然、失意泰然です。職員からは良い報告もあれば、悪い報告もありますが、気持ちの切り替えをスムーズにするために、つぶやくことがあります。
休日の過ごし方
月に1度、自宅のある札幌か子どものいる大阪のどちらかに出かけます。札幌では必ずラーメンとお寿司を食べます。大阪では子どもと一緒に京都に足を伸ばしてお寺、神社などの観光を楽しんでいます。それ以外は、奥多摩方面の低山ソロ登山です。木々の中を無心で歩くと心が整います。
社外活動での経験
フルートが趣味ですが、20代後半からネットを通じて知り合った全国各地の音楽仲間とのつき合いが、30年近く続いています。転勤先に全く知り合いがいない、といったことはありませんでした。また、転勤先に旅行で来てくれる仲間もいて、行く先々で色々な仲間と音楽を楽しんできました。
日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由
農業しかないと言ってもいいような町で生まれ育ち、両親の実家や親戚が農業を営んでいたので、何か役に立つことができればと思ったからですまた、生まれてから大学までずっと北海道だったので、転勤で色々なところに行けることに魅力を感じました。
日本公庫の第一印象と入庫後の印象
金融機関ですし、今ほど知名度はなかったので、地味な会社というのが第一印象でした。正直、入庫後も地味に感じることもありましたが、きちんとした人、まじめな人が多いので、安心して仕事をすることができました。
日本公庫の一番好きなところ
全国組織でありながら、仕事は地域密着なところです。例えば、京都支店勤務時には、お茶を生産するお客さまや、茶葉を仕入れて抹茶に加工するお客さまへの融資を通じて、京都のお茶の世界の一端を知ることができました。せっかくなので、カルチャースクールで少しお茶を習ってみましたが、とても奥が深いです。
就職活動のエピソード
当時、第一志望だった企業の面接で、自分の気持ちと考えを思うように話すことができませんでした。振り返って考えると、企業のイメージで漠然と「入りたい」と思っていただけで、具体的に何をしたいのか、何を目指しているのか明確ではなく、また準備(情報収集や勉強)も不十分であったと思います。
就職活動をするみなさんへのメッセージ
就職活動に限らず、時に「行き詰まる」ことがあると思います。事態を打開するための一つの方法は視点を変えてみること。例えば、高いところに上ってみる。山に限らず、スカイツリーでもあべのハルカスでも地元の展望台でもいいと思います。まずは物理的に視点を変えることで、何かが見えてくるかもしれません!