お客さまのことを一番に考えた融資支援や経営支援などを実行する

現在の仕事内容

秋田県の中央~北部地域を担当し、農業や食品産業分野に対しての融資審査に取り組んでいます。米どころであるため稲作経営からのご相談が多いですが、園芸や畜産経営のお客さまもいらっしゃるので、幅広い知識や情報が求められます。融資審査においては、金融機関としての目線だけでなく、自身が経営者だったらその投資を行うか、どうしたら経営改善が実現できるかといったお客さまの目線を持ちながら審査を行っています。営業活動においては、お客さまの経営状況のフォローや業界動向などについての情報提供はもちろんのこと、財務分析や経営改善につながる提案などにも取り組み、お客さまとの関係深耕につなげていきます。

やりがいを感じる時

何といってもお客さまの経営が改善していくことが一番のやりがいです。農林漁業は天候や自然災害の影響を受けやすく、時には天候不順などをきっかけに経営状況が悪化してしまうことがあります。そのような時にこそ、お客さまがどのように難局を乗り越えていくのかに向き合い、経営改善に向けた金融面での支援を実行していきます。成果がすぐにでないこともありますが、一つずつ成果を積み重ねていき、お客さまの経営が改善できた時は、お客さまと同じく喜びはひとしおです。政策金融機関だからこそ、お客さまのことを一番に考えた融資支援や経営支援などを実行していく立場にあり、実際にそうした仕事を実現できる組織であると感じています。

思い出に残るエピソード

お客さまへの提案に対して、お礼の言葉をいただいたことが印象に残っています。4年目の終わりに、最初の赴任地から転勤することとなり、お世話になったお客さまに転勤挨拶をしていた時のことです。農業を始めてから数年にも関わらず、生産技術や販売管理をしっかりと行い経営状況は良好な経営でした。経営者は、意欲的に取り組んでおり、さらなる高みを目指していく方だと思い、同業他社との比較を交えた財務診断をもとに財務状況や計数についての見方などを伝えました。経営者からは、自社の立ち位置や今後の目指すべき経営像がクリアになったとお礼の言葉をいただきました。このことから、お客さまの課題や悩みに対して、自分なりの付加価値を提案・提供することが重要だと感じました。

将来の夢

日本の農林水産業を世界に誇れる産業にすることです。日本の農林水産物は安心・安全だという評価を受けていますが、産業としての規模や収益性・安定性などについてはまだまだ伸びしろがあり、課題も少なくないと感じています。そうしたなか、自己研鑽を続けることでより多くの付加価値を提供できる人材になり、融資をはじめとした経営支援を通じてお客さまの経営改善を一つずつ実現していきたいと思っています。一個人としてできることは限られているかもしれませんが、農林水産業の発展にむけて組織全体が一丸となって取り組むことで、最終的には世界に誇れる産業につながっていくものと信じています。

ある一日

7:30 自宅を出る
家族全員で子どもの保育園に向かいます。子どもの笑顔で活力がみなぎります
8:10 出社
育児中職員向けの制度を活用し、他の職員よりも30分早く始業となるため一足先に出社
8:20 予定確認
自身と上司・同僚の当日~1週間程度の予定を確認。仕事の進め方や優先順位を適宜見直します
8:50 打ち合わせ
支店内で当日のスケジュールなどについて情報共有。「農林水産事業」ということで、天候や自然災害の情報には特に気をつけます
9:00 後輩指導
後輩が担当している業務について困っている点のフォローや進捗状況の確認
9:30 出張
お客さまだけでなく、行政や金融機関などにも訪問し融資の進め方などについて情報交換。直接会って話をすることで関係も一層深まります
12:00 昼食
地元で人気のラーメン店へ。美味しいお店を探すのは出張の楽しみの一つ
13:00 出張報告
まずは口頭で上司にポイントを報告。懸念事項は対応について最優先で相談
13:30 稟議書作成
資料やヒアリング事項をもとに融資審査についての稟議書を作成
15:30 店内協議
稟議書をもとに支援方針や融資条件について上司と協議。担当者としてお客さまの一番の理解者であることを心がけて協議に臨みます
16:50 退社
メリハリある時間管理を心がけ、ノー残業デーの日はすぐに自宅へ帰ります
22:00 自由時間・就寝
家事・子どもの寝かしつけを済ませ、ホッと一息ついた後、早めの就寝。しっかりと睡眠をとることで心身ともにリフレッシュ

Personal Message File

学生時代

小学校から大学までバスケットボールをやっていました。シュートが全くといっていいほど入らなかったため、誰かが得点を決めるためのアシストにやりがいを感じていました。自分が活躍するよりも、応援した人が活躍できたことに喜べるという性分は、今の仕事にも合っているように感じています。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

日本経済の発展に広く関われる仕事がしたかったこと、また、特に食料・農業の分野に興味が強かったことから、農林水産事業を志望しました。一人では力不足でも、日本公庫という組織であれば、日本経済や地域経済の発展に広く関わることができると入庫後の現在も感じています。

周囲からみた自分

業務管理がしっかりしていると周囲から評価してもらうことがあります。第2子の出産時に育児休業を5カ月間取得しました。長期休業に入る前に自身の業務を前倒して終わらせ、他の職員への負担を極力少なくするために、効率的かつ効果的な業務管理を試行錯誤してきたことが成果につながったのだと感じています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

第一印象は融資業務のみを行う金融機関と感じていました。確かに、融資業務は日本公庫の核となる業務ではありますが、販路開拓やコンサルティングなどの非金融サービスにも力を入れており、幅広い経営支援に取り組むことができると感じています。経営支援においては、行政や金融機関などの関係機関との交流が多いのも特徴です。

好きな言葉

「一期一会」
転勤が伴う職種であり、一つの地域にいる期間が限られています。先輩達がつないできたお客さまや関係機関とのつながりを一層深め、次の世代につなげていくため、一つひとつの出会いを大切にしています。

日本公庫の一番好きなところ

職員が優しく温かい。第2子の出産時に育児休業を取得しましたが、育児休業に入る前は嫌な顔一つせず優しく送り出してもらい、職場復帰した際は休業前と変わらず温かく迎え入れてもらいました。周りの職員のおかげで、しっかりと育児に専念することができました。

休日の過ごし方

休日は近くの公園で遊んだり、買い物に出かけたりして、家族との時間を満喫しています。疲れがたまってきた時は、温泉でゆっくり。子どもが好きで見始めた仮面ライダーは、今では親の方がハマってしまっています。

就職活動のエピソード

4月から始まる面接を目前に控える中で東日本大震災が起きました。震災をきっかけに、自分が社会に対してどんな貢献をしたいのかをより深く考えることができました。就職活動が再開されるまでの約3カ月間は、学生ながら人生観や仕事観を見つめ直すとても貴重な時間となりました。

社外活動での経験

東日本大震災の後、大学院生だった当時に震災ボランティアサークルを立ち上げ、微力ながら震災復興や学内への情報提供などに取り組んでいました。今でも後輩達が継続的に活動しており、頭が下がる思いです。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

積極的に就職活動に取り組めば、多くの企業や人に出会うことができます。また、どの出会いもきっと自分を豊かにしてくれるものであり、よい経験になると思います。仕事を通じて社会にどんな価値を提供していきたいかは一つに絞る必要はないので、沢山の出会いのなかで自分の夢や目標に気づくことができるよう願っています。