国の資金制度や予算を運用してお客さまの支援を行う

現在の仕事内容

農業者・食品加工流通業者向けの営業や融資、経営支援が中心です。顧客を訪問し、借入相談を受けた場合は事業内容や今後の収支計画についてヒアリングし、審査を経て、融資契約を締結します。さらに、融資後も定期的に接触し、経営状況をフォローするほか、財務診断、販路拡大のマッチングサービスなどを通して、顧客支援を継続的に行っています。また、地震や台風などの災害時には迅速に資金を供給し、再建をサポートします。
群馬県の農業は、米麦・野菜などの耕種から牛豚鶏の畜産までさまざまな営農類型が揃っています。また、首都圏に近い立地を活かし食品企業も多く、幅広い経験が積める場所です。

やりがいを感じる時

一番やりがいを感じるのはお客さまからお礼の言葉をいただいたときです。お金を借りるのは一生に数回あるかないかの出来事であり、 お客さまにとっては経営の大きな分岐点です。その瞬間に立ち会え、「ありがとう」と言っていただけるとやりがいを感じます。また、融資した後に経営が順調にいくと嬉しくなります。農業や金融の知識をつけ、お客さまのニーズにあわせた支援を行うことで、日本の第一次産業の発展に少しでも貢献できればと思います。

思い出に残るエピソード

入庫3年目に初めて担当した食品企業の大型融資です。事業拡大に伴い新工場の建設が決定し、他行からの借入を予定していましたが、着工間際に融資不可となり、日本公庫に駆け込んでいらっしゃいました。初接触の新規先でしたが話を聞いてみると、農業経営者側に寄り添って、地元農産物の全国普及と農業の所得向上を目指す熱意ある若手経営者であり、政策的な意義・事業性がある投資内容でした。担当としてぜひ応援したいと思い、先輩や上司の協力を得て融資し、無事に当初計画どおり工場を建設できました。日本公庫だからできる融資、そして農業と食品企業が密接に関わっていることを実感した案件でした。

将来の夢

現在、支店の融資担当としてお客さまとの接点が最も多い立場にいますが、農業や食を取り巻く環境は日々大きく変化しています。新規就農、事業承継、販路拡大、マッチング、輸出などのお客さまが抱える経営課題は多岐に渡り、それぞれの事情も異なるため、簡単に解決できる問題ではありません。時間はかかりますが、お客さまに寄り添って何が最善策なのか提案し、経営発展の手助けができればと思います。

ある一日

8:30 出社
当日のスケジュール、メールや通知などの確認を行い、仕事の段取りを決めます
8:50 朝礼
支店全体で朝礼
9:15 課内打合せ
週の初めに課内で打合せを実施。1週間の各自の予定、日々の営業活動で得た情報共有などを行います
10:00 顧客訪問
融資先の代表が変更となったため、挨拶および業況ヒアリングで上司と訪問。重要な場面では上司と出張に出ることもあります
11:30 帰店後、来客対応
決算内容説明のため、お客さまが来店。生産成績や今後の投資見通しを伺う
12:30 昼食
お弁当を持参し、後輩・パートの方と一緒に昼食。昨日のドラマや休日の出来事を話し、つかの間の息抜きになります
13:30 報告作成
午前中に接触した2先の報告を作成
15:00 事後実査
前年に融資した食品企業の設備稼働状況を確認するため、工場を訪問。融資後には、実際に設備が導入され稼働しているか現地を見ます
17:00 帰店
帰店し、事後実査の結果を課長に口頭で報告
17:30 退社

Personal Message File

学生時代

中学・高校は吹奏楽部。大学ではオーケストラサークルに所属し、10年間フルートを吹いていました。夏休みや休日はほとんどなく、朝から晩まで終日部活漬けの日々。地道な個人練習や楽器パート毎での練習など大変さはありましたが、皆で一つの目標に向かって音楽を作りあげる達成感がありました。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

社会に貢献し、人と信頼関係を築ける仕事がしたいと思い、金融機関、食品企業、公務員などを中心に就職活動をしていました。日本公庫はこれらの条件にまさしく合致していたこと、面接を進めるなかで出会った職員が仕事に誇りを持っており、楽しそうに仕事の話をしてくれたことから日本公庫に決めました。

周囲からみた自分

周りからは「しっかりしている」 といわれますが、金融機関なので、お客さまが安心感を持って相談できることは大切だと思います。上司や先輩と比べるとまだまだ足りない部分は多いので、精進していきたいです。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

入庫後も就職活動時のイメージのままの会社で、ギャップはありません。

好きな言葉

「信頼」
周囲から信頼される人間になりたいと思い、大学受験や就職活動など、人生の岐路で大切にしている言葉です。

日本公庫の一番好きなところ

現場主義であり、現場の生の声を大切にしているところです。若手の頃に案件で行き詰まっていると、上司から「悩むくらいなら、直接顧客に話を聞いて来い」と背中を押されました。現場で、見て、聞いて、感じるからこそ、理解して判断できることがあります。また、政策金融機関として現場の声をつなぎ、政策に反映できると思います。

休日の過ごし方

休日は周辺地域の観光や美味しいご飯&スイーツ巡りをしています。地元グルメの発見やベストシーズンの観光など、その土地に実際に住んで初めて知ることもあり、全国転勤ならではのメリットを満喫しています。

就職活動のエピソード

自己分析がなかなかできずに、エントリーシートや面接で表面的で当たり障りのない内容となって苦戦した思い出があります。自分を見つめ直し、何がしたいか明らかになると、スラスラと本心で話せるようになり、通過することが多くなりました。

社外活動での経験

特にありません。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動は、悩んで進むべき方向性を見失ったり、壁に当たり上手くいかず落ち込むこともあるかと思います。でも、自分の過去と未来を真剣に考え、さまざまな会社を見て、経営者や社員から直接話を聞ける経験は、就活生ならではの特権だと思います。ぜひ、積極的に行動し、多くの人と出会い、後悔しない就職活動を行ってください。