農業の「担い手」を支援するために新規就農者向けの融資の普及・推進に取り組む

現在の仕事内容

農業就業人口の減少とともに、担い手の高齢化が急速に進むなかで、若者を農業の世界に呼び込み、定着させることが国にとって大きな課題の一つです。日本公庫においても、新規就農者の支援を平成26年度から本格的に開始しており、現在その業務を担当しています。具体的には、新規就農者向けの融資を普及・推進するための方策を検討したり、よりよい融資制度への見直しを行っています。

やりがいを感じる時

現在の仕事で新規就農者向けのイベントに参加した際、10年以上前にご融資した経営者と再会しました。その方は当時、脱サラして農業の世界に飛び込んできた若手経営者でしたが、就農時の日本公庫の融資をきっかけに地域でも有数の経営に成長し、今では新規就農者の雇用、育成に力を注いでいらっしゃいます。現在支援している新規就農者のなかから、このような将来の農業を担う人材が育つことを想像するととてもやりがいを感じます。

思い出に残るエピソード

入庫2年目の出来事です。仕事にも慣れ、入庫した時の緊張感が薄れていた頃でもありました。野菜生産を行う経営者から規模拡大の相談を受けていましたが、他にも相談案件を抱えていたこともあって、審査が遅れていました。なかなか融資可否の連絡がないことにしびれを切らした経営者から、「あなたにとっては数ある案件の一つかもしれないが、私にとっては生活をかけた大事な事業だ」とキツイお叱りを受けました。この言葉は今でも自分の耳に焼きついており、それ以来、お客さまからの相談には1件1件誠実かつ迅速に対応することを心がけています。あの時の言葉が自分を育ててくれたと思い、今ではとても感謝しています。

将来の夢

日本公庫にとって新規就農者向け融資は、開始して間もない業務なので、早くノウハウを蓄積し、日本公庫業務の柱の一つにしていくことが当面の目標です。融資をはじめとする各種支援を多くの新規就農者に利用していただき、農業に就業する人を少しでも増やすことができればと思っています。

ある一日

6:00 起床
7:00 家を出る
自宅のある群馬県から毎日新幹線通勤
8:30 出社
全国の融資状況をチェックするのが朝の日課
10:00 打合せ
部内で新規就農支援策について打合せ
12:00 昼食
ほぼ毎日、社員食堂です
13:30 打合せ
農林水産省と資金の推進について定例の打合せ
15:00 デスクワーク
18:30 退社
新幹線の車内で読書。一人きりになれる貴重な時間
20:00 帰宅
24:00 就寝

Personal Message File

学生時代

サッカーサークルに所属し、アルバイトでも幼稚園児にサッカーを指導していました。ちょうどJリーグが創設された頃で、Jリーガーを育ててやると息巻いていましたが、あれから20年が経ち、現在のプロサッカー選手の顔ぶれを見ても、残念ながら当時の教え子の姿はありません。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

就職活動をする前は日本公庫の存在は知りませんでしたが、大学時代にお世話になった尊敬する先輩が日本公庫に就職し、その先輩から仕事内容、職場環境などについて細かな話を聞くことができ、日本公庫を自分の職場としてイメージできるようになったことが一番大きかったと思います。

周囲からみた自分

以前、社宅から事務所まで約20kmの道のりを毎日自転車通勤してみたり、フルマラソンにチャレンジしてみたりしたこともあり、運動バカと思われているのではないかと…。確かに頭を動かすよりも体を動かすほうが得意ですが、最近は寄る年波には勝てず、体を動かすと回復に時間を要します。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

大学4年の時、日本公庫に就職した先輩に職場の方々を紹介していただく機会をもらいました。入庫前にたくさんの職員の方々の話を聞く機会に恵まれたおかげで、入庫前後のギャップはなかったと記憶しています。

好きな言葉

「継続は力なり」熱しやすく冷めやすい自分をこの言葉で戒めています。

就職活動のエピソード

就職活動開始当初は、自分でやりたいことが定まらず、いろんな業界を手当たり次第に回っていました。今思えば、さまざまな業界の研究ができ、それぞれの業界の方の話を聞くことができ、貴重な経験だったと思います。

休日の過ごし方

アウトドア派の長女と山登りへ行ったり、インドア派の次女とテレビゲームをしたり、休日は2人の愛娘の相手です。前任地では単身赴任をしていたので、子供と過ごす休日に幸せを感じています。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

短期間の間に自分のやりたいことを見つけ、自分にあった会社を選択するという就職活動はとてもハードな時間かと思いますが、自分が働くことがイメージできるまで会社を研究してみてください。みなさんが最良の選択ができることを願っています。