お客さまとの会話の中からニーズを見つけ出して、解決策をご提案する

地域総合職を志望した理由

お客さまと自分との関係性を、より近く感じながら仕事ができると考えたからです。「〇〇地方出身です!」の一言でお互いに親近感を感じてしまうのは、地方出身者ならご理解いただけるのではないでしょうか。また、転勤エリアを限定することで、キャリアプランとライフプランの両方を欲張りながら仕事が続けられると思ったことも、地域総合職を志望した理由です。

入庫後の印象と働きやすさ

新入職員研修に始まり、年次や担当業務ごとに研修があるので、不安になることなく様々な業務にチャレンジできます。特に若手のうちは、OJTでの業務習得が中心になりますが、仕事で困ったことがあれば、先輩に遠慮なく質問できる環境です。一方、ノー残業デーや時短・フレックス勤務制度、各種休暇制度が整っており、みなさん趣味や子育てなどプライベートと仕事を両立しながら働いています。

仕事するうえで、心がけていること

九州の支店の営業活動のサポート、関係機関とのやりとりが主な業務内容ですが、支店の状況に応じて、支店業務等のお手伝いをしに行くこともあります。特に迅速な対応が求められる業務ですので、後に大きなミスや見解の相違が起こらないよう、小さなことでも疑問に思った点は、早めに上司や先輩と意見のすり合わせを行うように心がけています。

お客さまと接して、学んだこと、感じたこと

お客さまを訪問する際によく「信頼」という言葉を耳にします。たった一言ですが、多くのお客さまとお会いするなかで、生産物にかけるこだわりやプライドの表れではないかと思うようになりました。この想いに応える仕事をするためには、まず自分自身が、お客さまに信頼していただけるように、会話の中からニーズを見つけ出して、解決策をご提案することや、自己研鑽で知識を身に付けておくことが必要だと感じています。

先輩職員を見て、学んだこと、感じたこと

常に「相手から求められているものは何か」を考える必要があるということです。自分が担当した仕事は、お客さまをはじめ多くの方々に繋がっていきます。自分本位の仕事にしないためにも、常に相手のためにベストな提案をすること・二手三手先を見据えた準備をしておくことが大切だと感じています。

Personal Message File

学生時代に打ち込んだこと

国内・海外問わず、とにかくたくさん旅行をしました。大学の制度を利用して1か月オーストラリアに行ったり、講義やアルバイトのスケジュールを調整して1週間北海道に行ったりと今振り返ればかなりアクティブだったなと思います。オーストラリアの動物園でコアラを抱っこしたことが一番の思い出です。

就職活動時に、興味のあった業種・業界

私自身が何に対しても「おもしろそう!」と思う優柔不断な性格で、就職活動を始めた当初は興味のある業界が絞れず苦戦しました。①大学で学んだ経済が活かせそうな金融業界②食べることが大好きなので食に携わる業界の2つを中心に就職活動を進めました。

日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由

日本の食に携わる仕事がしたいと思ったことがきっかけです。当時の私には、日本の農産物は高品質で国内外から高く評価される一方、価格や販売力の面で外国産に負けてしまう印象が強くありました。農業・食品融資を通じて多くの生産者に出会える公庫の農林水産事業なら日本の農産物に付加価値をつけるための提案ができるのではないかと思い志望しました。

周囲からよくいわれる自分

自分で書くのも恥ずかしいですが、「仕事にスピード感がある人」とのコメントをいただきました。仕事は自分一人で完結しないため、期限に余裕をもち前倒しで進めることを意識していますが、基本は面倒くさがりな性格で、何でも後回しにしがちなのでギャップに驚きました。番外編で「美味しそうに食べる人」とのコメントをいただきましたが、これもとても嬉しいです!

休日の過ごし方

甘いものが大好きなので、おいしいスイーツを求めて出かけることが多いです。友人と一緒に出かけることもありますが、一人で知らないお店を開拓するのも好きです。予定のない週末には買ってきたおやつをお共に家でゆっくりと映画を観たりゲームをしたりして過ごしています。

就職活動中のみなさんへのアドバイス

就職活動中は、「将来やりたいことは何か」、「自分の軸は何か」という問いかけをたくさん耳にし、突然考えたところで将来のことも、自分の軸も分からず悶々とされている方もいると思います。難しく考えすぎず、「どんな風に働きたいか」、「どんな自分になりたいか」というイメージを膨らませながら、就職活動を楽しんでいただきたいです。

自分を成長させてくれた言葉

「分からないことは教えてあげるから勉強して帰ってね」
入庫2年目の時、お客さまを訪問した際に言われた言葉です。私たちがどれだけ時間をかけて勉強しても、農家さんの知識や長年の経験にはかないません。自力で理解・解決しようと努力することはもちろん大切ですが、それ以上にお客さまに教えていただく姿勢が大切だと気付かせていただきました。

将来の目標を教えてください

支店のあらゆる業務を知り尽くして、お客さまや同僚から「困ったらとりあえずあの人に相談してみよう」と思ってもらえるような職員になることです。目標達成までは、まだほど遠いですが、これから時間をかけて知識や経験の引き出しを増やしていきたいと思います。