学生時代
大学時代は社会人になる前最後の自由な時間だと考え、塾講師のアルバイトやボランティアサークルの活動、バイオリンのレッスンに通うなどやりたいと思ったことは何でも取り組んでいました。大学院に入ってからは授業の準備や研究に追われる日々でしたが、自分で選んだテーマについて存分に調査ができて、総じて楽しい日々を過ごしていました。
周囲からみた自分
意志が強く、コツコツやるねと言われます。でも実際は気持ちのうえで弱音をよくはいています。大学院時代の研究で根気強さがかなり鍛えられたので、あの時の根気があれば大丈夫だと言いきかせて自分を奮い立たせています。
好きな言葉
「力は抜いて、手は抜かない」です。力みすぎるとかえって思考を巡らせにくくなったり、いつもならできていることもうまくいかなかったりします。仕事をうまく回すためには適度な緊張感をもって取り組むことが大切だと思います。また、仕事に慣れてきたときには、手を抜いていないだろうかと問いかけることも忘れないようにしたいものです。
休日の過ごし方
セキセイインコ(ぴゅりちゃん)を肩や腕に乗せて、遊んだり言葉を教えたりして癒されています。学生時代の友人と一緒にコンサートや食事に出かけるのも楽しみの一つです。
社外活動での経験
ヨガ教室に通っています。最初はふらふらしながらとっていたポーズも少しずつできるようになり、小さな成長を感じています。肩が凝ったり、足が冷えたりとちょっとした体の不調を感じたときにはヨガの先生から教えてもらったポーズや動きで体調を整え、ぐっすりと眠っています。
日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由
東日本大震災の被災地でボランティアに参加し、あまりの状況に対して自分の力のなさを感じ、震災や経済危機といった困難な状況で頼りにされるような仕事をしたいと思いました。百戦錬磨の経営者との対話、工場や会社訪問により、企業経営の最前線を知ることができる魅力を感じました。
日本公庫の第一印象と入庫後の印象
業種柄、まじめなイメージをもっていました。入庫後はお客さまのためにという熱い気持ちをもって、業務や自己研鑽に取り組む方が多いという印象が加わりました。また、困っていることがあると親身に相談にのってくれるなど、温かみのある職場だと感じています。
日本公庫の一番好きなところ
人を育てようという意識が強いところです。異動により業務内容を変わり、分からないことがあったり、仕事の進め方に悩んだりすると、上司や先輩たちは惜しみなく教えてくれます。勉強会も盛んで、営業や審査について教えてもらったほか、現在の部署では取材のコツや最新の業界動向などを調査研究の基礎から学べる環境が整っています。
就職活動のエピソード
初めて受けた集団面接(学生側は二人)でのことです。自己PRを求められ、他の学生からいくつも内定をもっていることや海外経験も豊富であることなどを聞いて「私にないものばかりだ…」と思ってしまい、大失敗した面接がありました。気持ちを切り替えられなかった苦い経験です。
就職活動をするみなさんへのメッセージ
さまざまな業界の人から話を聞いてみてください。おもしろそう、やってみたいと思うような仕事に出会う機会をできるだけたくさんもつことが大切だと思います。やってみたいと思うことが見つかったら、なぜそう思ったのか、自分のこれまでの経験や考え方と結びつけてみて、ぜひその出会いをものにしてください。