学生時代に打ち込んだこと
サークル活動の一環で、有識者や国会議員を招き、講演会を開催することになり、対外的な調整や企画立案、当日の運営まですべて学生が行いました。私はサークル代表を務めていたことから大きなプレッシャーを感じていましたが、サークルメンバーのサポートもありトラブルなく無事に開催することができました。苦労もありましたが、多くの関係者を巻き込みイベントを完遂できた当時の経験は、自分の自信に繋がっていると思います。
就職活動時に、興味のあった業種・業界
金融機関を中心に就職活動を行っており、金融業界全体への理解を深めることを目的に、日本公庫以外の他社の選考にも参加していました。就職活動を通して得た知識やさまざまな人と関わることができたことは、自らを成長させてくれる貴重な経験となりました。
日本公庫(農林水産事業)を選んだ理由
出身地である山形県では、人口流出が進み、デパートの撤退など、地域の活力が失われつつあると感じていました。そうしたなかで、地域の活性化に貢献したいという思いから、金融の面から地方創生に取り組むことができる日本公庫を志望しました。なかでも、一次産業は地域に根差した産業であり、地域活性化には必要不可欠だと感じ、農林水産事業を選択しました。
周囲からよくいわれる自分
周囲からは「真面目な人」と言われることが多いです。日本公庫の業務では、法律はもちろん、さまざまな規則やマニュアルに基づいた融資業務の遂行、高いレベルでのコンプライアンスや法令の遵守が求められます。したがって、「真面目さ」は日本公庫の業務においては自らの強みになっていると感じています。
休日の過ごし方
サウナが趣味です。休日には運動を兼ねて、片道1時間かけてお気に入りのスーパー銭湯まで歩いていき、サウナで「整う」生活をしています。また、昔から釣りが好きなので、先輩職員と一緒に釣りに出かけることもあります。海を眺めているだけで、色々なことを忘れてリフレッシュできます。
就職活動中のみなさんへのアドバイス
これまでの経験や好きなこと、自分の得意・不得意をよく分析し、本当にやりたいことは何なのかを考えることが大事だと思います。そうすることで、就職活動の軸となる価値観が自然と見えてきます。そうして得られた軸は就職活動中も、その先の人生においても、自分の支えとなってくれるはずです。
自分を成長させてくれた言葉
上杉鷹山の「為せば成る 為さねば成らぬ何事も」の言葉です。学生時代も、入庫後も、大小さまざまな「課題」に直面してきました。初めて挑戦することや、達成が困難なことに対して、どうしても消極的になってしまうことがあります。そういったときはこの言葉を思い出し、「為せば成る」の精神で挑戦するようにしています。
将来の目標を教えてください
今は知識や経験が不足するため、上司や先輩職員、時にはお客さまから色々なことを教えてもらうこともあります。さまざまな経験を積むことで、お客さまとの対話を通じて課題を深堀りし、課題解決まで支援できる職員になることが目標です。そのためにも、今は貪欲に新しいことにチャレンジするよう心がけています。