地域総合職

お客さまに寄り添い、より深い信頼関係を築けるよう日々自己研鑚に励む

地域総合職を志望した理由

学生時代に東日本大震災を経験したことから、生まれ育った宮城県・東北地方の震災復興及び地域活性化に貢献できるような働き方がしたいと思い、地域職に絞って就職活動を行っていました。日本公庫の地域総合職では、原則として、当初10年間が県内での勤務であり、その後も東北地方での転勤となるため、自分の希望に合った働き方ができると思い、志望しました。

入庫後の印象と働きやすさ

研修制度やOJT制度が充実しているため、疑問をそのままにすることなく、上司や先輩にすぐに相談できる環境が整っていると感じています。また、若手のうちからさまざまな成長のチャンスがあり、幅広い分野の業務にチャレンジすることができます。一方で、ノー残業デーの取組みや有給休暇取得の推進なども行っており、メリハリのある働きやすい職場環境が整っていると感じています。

仕事をするうえで、心がけていること

現在、営業・融資審査業務を担当しています。営業・融資審査業務は、融資を必要としているお客さまに対して融資制度などのご提案・融資審査を行うことが主な仕事です。お客さまは、業種も事業規模も多岐にわたることから、その事業の特色や事業内容などの調査を十分に行ってから面談を行うようにしています。また、事業内容や専門的な部分で不明点があれば積極的に質問し、お客さまから学ばせていただく姿勢を忘れないようにしています。

お客さまと接して、学んだこと、感じたこと

日本公庫に相談いただくお客さまは、業種も事業規模も多岐にわたります。創業融資を希望しているお客さまもいれば、さまざまな経営課題を抱え、ご相談いただく方もいます。それぞれのお客さまのニーズを捉え、支援をしていくことが大切だと感じています。日々業界の動向や地域の情報に目を向け、自己研鑚を続けることで、お客さまに必要とされる人材になれるよう努力していきたいです。

先輩職員を見て、学んだこと、感じたこと

お客さまとの信頼関係を築くことの大切さを日々学んでいます。迅速かつ丁寧な対応を行うことはもちろん、お客さま自身も気づいていない強みを引き出したり、経営課題の解決に向けて適切なアドバイスを行うことで、より踏み込んだ関係性が構築できるのだと思います。先輩方のように、お客さまに寄り添い、深い信頼関係を築けるよう日々業務に励んでいきたいと思います。

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学生時代に打ち込んだこと

大学時代に授業の一環として、小中学生向けの「自然体験学校」を企画・運営しました。参加者のニーズを捉え、一からカリキュラムを組み、運営することは容易ではなく、何度も計画を練り直し試行錯誤しながら本番を迎えたことをよく覚えています。今でも、当時一緒に取り組んだ友人とのつながりは強く、心の支えとなっています。

就職活動時に、興味のあった業種・業界

就職活動時、大切にしていたことが「宮城・東北地方で働ける企業・地域活性化に貢献できる企業」という2点であったため、地域職のある企業に絞って就職活動を行っていました。

日本公庫(国民生活事業)を選んだ理由

大学の先輩から日本公庫(国民生活事業)の話を聞いて興味を持ちました。企業研究を行っていくなかで、多種多様な業種・業界の小規模事業者に対して支援をすることができ、地域活性化に貢献できることに魅力を感じ志望をしました。

周囲からよくいわれる自分

落ち着いている、芯が強い人といわれることが多いです。実際は、あがり症で慌てやすい面もあるので、業務中は特に冷静でいるよう心がけています。

休日の過ごし方

休日は、友人や家族と食事に行ったり、ドライブをすることが多いです。年に数回は友人と休みを合わせ、コンサートや国内旅行にも行き、リフレッシュしています。

就職活動中のみなさんへのアドバイス

就職活動は、自分自身と向き合う大きなチャンスだと思います。就職活動を通して、今まで知らなかった業種や多くの企業を知ることもできます。いろいろな先輩方からも助言を受けることもできるでしょう。多くの選択肢のなかで、何を選ぶかは自分次第です。悔いのない就職活動にしてください。応援しています。

自分を成長させてくれた言葉

「間違っていてもよいから自分の意見をいってみてごらん」
融資業務を担当して間もない頃の、上司の言葉です。自分の考えに自信が持てずにいた私に、恐れずチャレンジすることの大切さを教えてくれました。

将来の目標を教えてください

お客さまの課題や悩みに寄り添い、的確なアドバイスのできる担当者になることが今の目標です。地域の情報にアンテナを張り、金融・経済等の知識も深めることで、能力の向上を図っていきたいと思います。