融資の可否を判断するだけでなく、コンサルティング機能も担う

現在の仕事内容

融資審査業務を担当しています。融資審査業務は、融資のお申込みをいただいたお客さまの経営実績や今後の事業計画などについて、経営者との面談や企業訪問などを通じて、お客さまの経営実態を把握し、与信判断を行う業務です。日本公庫のお客さまである小企業への融資は、財務基盤が脆弱などの理由から、資金調達が難しい分野です。赤字や債務超過に陥りやすい面があるなどの特性があるので、企業の財務状況だけでなく、当該企業の技術力などの定性的な情報の把握に努め、小企業の特性を踏まえて判断する必要があります。また、与信判断だけでなく、経営課題の共有やお客さまの立場に立った提案を行うなどのコンサルティング機能を発揮することも求められています。

やりがいを感じる時

日本公庫の融資審査業務は、政策金融の的確な実施の観点から、適切かつ積極的なリスクテイクを行うことが求められます。また、幅広い業種、企業のライフサイクルの各段階(創業から事業再生に至る各段階)に応じた支援を行っていることもあって、業務に関する十分な知識と経験が必要になります。経営者との面談や企業訪問を行い、調査の結果、厳しい業況ながらも融資につながったお客さまから感謝の言葉をいただいたときは、調査にご協力いただいたお客さまに対する感謝の気持ちとともに、やりがいを感じます。

思い出に残るエピソード

熊本地震後、熊本支店に融資審査の応援に行った際、地震により甚大な被害を受け、事業用資産の大部分を失った経営者の方の「社員は全員無事だった。必ず再建できる」という強い言葉が印象に残っています。事業の再開も当面見込めない厳しい経営環境にあっても、社員を思いやり、社員の力を信用しておられました。
「社員との双方向の議論や人材の育成に力を入れてきたことが、当社の技術力などの強みにつながり、社員も誇りを持って仕事をしている。仕事の中心は人であり、人は信用してくれる人の下でこそ能力を発揮できる」と経営者の方からお話しを伺い、経営者の方のリーダーシップや考え方に深く共感しました。

将来の夢

小企業金融の分野での専門性を高め、地域の健全な発展に貢献するとともに、お客さまのライフサイクルやニーズに応じた最適な提案を行っていくことです。
日本公庫では、全国の支店などにおいて、幅広い業種、創業から事業再生に至るまで企業のライフサイクルに応じた支援を行っています。業務に必要な知識を補うため、中小企業診断士の資格を取得しました。お客さまである小企業の実態に即した的確な経営実態の把握に努め、日本公庫の長年蓄積された情報ネットワークなどを活かし、お客さまの経営課題の解決を図られるように取り組んでいます。

ある一日

7:00 起床
8:40 出社
当日のスケジュールやメールの確認を行います
9:00 事前準備
お客さまとの面談に備え、事前準備の確認を行います
10:00 お客さまと面談
11:30 お客さまと面談
13:00 昼食
支店周辺で昼食にします
14:00 出張
お客さまの企業訪問や担保物件の実地調査などを行います
16:00 帰社、打合せ
融資方針の相談、決定などを行います
16:30 りん議書作成
18:00 事前準備
19:10 帰宅
20:00 夕食
23:00 就寝

Personal Message File

周囲からみた自分

「地道な努力を積み重ねる人」や「真面目に仕事に取り組む人」と言われたことがあります。自分でも、概ねそのとおりだと思います。地道に謙虚に取り組むことが、結果として、自身の成長と、信頼や信用につながると思っています。

日本公庫の第一印象と入庫後の印象

第一印象は、「堅い」というものでした。入庫後の印象は概ねそのとおりでしたが、思いやりのある人が多く、風通しのよい職場だと今は感じています。また、仕事をする上で担当者として任せてもらえる部分が多く、想像以上に柔軟さがあると思います。

好きな言葉

「ピンチはチャンス」という言葉です。
どのような状況に陥ったとしても、その状況でしかできないことがあり、それは必ず次の段階につながります。将来の転機に備え、準備をしておくことが大切だと思っています。

日本公庫の一番好きなところ

教育態勢が整備されている点は好きなところの一つです。人材育成のための具体的な計画が策定され、中長期的な人材育成が実施されています。人を大切にする風土があると思います。

休日の過ごし方

お気に入りの店で読書などをして過ごします。年に数回は家族と旅行をしています。

就職活動のエピソード

当初は業界、業種は限定せず、さまざまな企業の説明会に参加し、業界研究や企業研究を行っていたところ、徐々に自身に合った仕事が明確になりました。視野が広がることで、結果として日本公庫に巡り合いました。

日本公庫(国民生活事業)を選んだ理由

先輩職員の方の仕事へのやりがいに共感しました。企業研究を進めていくなかで、政策金融機関としての専門性を発揮し、お客さまと近い距離で地域経済の発展に貢献できる社会的使命に魅力を感じました。

就職活動をするみなさんへのメッセージ

就職活動では、可能な限り多くの企業の方と会い、多くの情報に触れ、ご自身に合った仕事や企業を探してみてください。就職活動での経験は、社会人になっても役立つ貴重な経験です。自身が成長でき、誇りを持つことができると思える仕事や会社に巡り合うことを祈念しています。