学生時代
同好会のサッカー、居酒屋や塾講師などのアルバイトに多くの時間を費やしました。とても楽しく、組織の一員としての役割や責任を学んだ場所でもあります。一方、それらに熱中しすぎてしまったあまりに、必須科目の英語の単位を落としてしまい、大学に5年間通わせていただくことになりましたが、苦手意識克服のために経験した海外留学での学びは、今の仕事につながっていると思います。
好きな言葉
「あえて居心地の悪い環境に身を置く」
日本公庫の内部研修で講師をされていた管理職の方の言葉です。人間だれしも居心地が良い方が好きだと思いますが、成長のためにはある程度のストレスも必要です。今、少し辛いなと思ったらそれは成長している証。楽になってきたなと感じたら、新しい負荷をかける時だと思うようにしています。
休日の過ごし方
日本公庫のサッカー部で月に数回試合をしていることに加え、数年前からボランティアで小学生向けのサッカーコーチをしています。自身が育ったチームへの恩返しと思って始めたコーチでしたが、小学生と関わるなかでむしろ学ぶことの方が多く、例えば、相手が理解できる言葉で伝えることや、モチベーションを向上させるコーチングなど、時には恥ずかしさを捨てて演じながら、奮闘しつつも楽しんでいます。
日本公庫(中小企業事業)を選んだ理由
日本公庫は、政策金融を通じて重点支援が必要な中小企業の手助けができる企業だと思ったからです。特に事業再生分野や成長分野等への支援は、長期的な目線での支援が必要となるため、政策金融機関だからこそ積極的に取り組める業務だと感じました。また、多くの従業員を抱え、大きな困難を乗り越えてきた経営者と話ができる機会があることも大きな魅力でした。
日本公庫の第一印象と入庫後の印象
入庫前は、あまり目立ちはしないが日本の経済を根底から支えている会社なのだろうというやや漠然とした印象でした。入庫後は、中小企業支援の現場において日本公庫という看板が非常に大きいことを実感するとともに、それに負けないくらいの中小企業支援に関する知識・経験・実行力がなければならないと身が引き締まる思いになりました。
日本公庫の一番好きなところ
職員を大切に育てる会社であるところです。入庫後、各キャリアステージにおいてさまざまな研修プログラムが提供されることに加え、興味のある分野の研修にも自主的に参加することができます。また、自己研鑽に対しても手厚い支援があり、例えば、中小企業診断士に関する通信教育は一定額まで100%補助されるなど、頑張る人を応援してくれる会社です。
就職活動のエピソード
金融業界を志望していましたが、さまざまな業種の企業説明会や選考に参加しました。会場で聞いた業界や企業の話はどれも新鮮で、この会社の魅力は何だろうか?どのようなビジネスモデルだろうか?と、ワクワクしたことを覚えています。入庫後、担当企業の取引先が就職活動時に調べた企業であるケースもあり、世間のつながりを感じるとともにその企業・業界のビジネスの理解が一層深まりました。
就職活動をするみなさんへのメッセージ
就職活動中には、「やりたいことが見つからない」「自分の強みって何だろう」などと迷うこともあるかもしれません。でも、多くの社会人も同様の悩みを抱えています。明確な目標を持って働くことは素晴らしいことですが、必ずしもそうでなければいけないわけではありません。大切なことは、悩みにしっかり向き合うこと、目の前の課題に全力で取り組むこと、そして、自分の言葉で伝えることだと思います。