より早く一次産業の支援ができる人材に
祖父が米穀商を営んでいたことから農業に関心を持ち、大学では農学部に進学しました。学びを深めるうちに、一次産業の発展に貢献したいという気持ちがより強くなり、事業者を直接支援できる日本公庫を志望しました。入庫後はその目標に向けて、一日も早く成長したいという想いで、若手職員向けの集合研修や通信教育などを積極的に受講し、知識の習得に努めました。そんな中、入庫4年目に経験した「企業派遣研修」は、貴重な学びを得るとともに大きな転機となりました。
1年間におよぶ「企業派遣研修」での学び
企業派遣研修は、職員を民間企業に派遣し、その企業の一員として実際の「現場業務」を経験する制度です。私は養鶏関連の農業経営体にて1年間勤務しました。現場での作業だけでなく、経営会議への参加など、幅広い業務を経験することができました。
日々の業務でも経営者の方と接する機会は多いですが、実際に企業経営の現場に身を置いたことで、経営者や従業員の方々から日本公庫がどのように見られていて、どのような役割を期待されているのかをお客さま目線で体感できたことは、今まで以上に寄り添った支援を心がけるきっかけとなりました。
アンテナを高くし、継続して学び続ける
私がキャリアアップのために大切だと考えていることは、「アンテナを高く張り、広く情報を集めながら、継続的に学ぶ姿勢」を持つことです。業務にあたっては、業界知識や金融知識にとどまらず、昨今ではITの知識も必要とされるなど、幅広い知識やスキルが必要となります。自身のスキルアップのためにも、資格取得はその一つの有効な手段であり、これまでも研修制度を活用しながら、農業経営アドバイザーやファイナンシャルプランナー、事業承継アドバイザーなどの資格を取得してきました。資格を通じて得た知識はお客さまからの信頼にもつながり、より深く、より専門的な支援を行うための力になっています。