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知っておきたい!「越境EC」Q&A

協力:中小企業基盤整備機構

知っておきたい!「越境EC」Q&A

今年こそ、海外に挑戦! コロナ禍で売上が減少する中、EC(electronic commerceの略。インターネット上での商品・サービスの売買)で海外を目指す企業が増加中。 コロナ収束後も、引き続きEC市場の成長が予想されています。
最近の越境EC動向について、気になるポイントを中小機構の中小企業アドバイザー(新市場開拓)横川広幸先生に聞いてみました!

Q1. 越境EC初心者に向いている国は?
A.中国は越境EC先進国ですが、
各国の傾向をつかみ進出先を決めるのが大切

越境EC=中国のイメージが強いですが、実は、巨大市場故に独特のビジネス慣習やランニングコストへの対応など、十分な準備が必要。欧米は日本のECに近い感覚で参入することができます。最近では、EU、ASEANに加えて旧ソ連構成国のEC利用者も増加。どの国に出店するかは専門家のアドバイスも参考にしながら決めるといいでしょう。

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Q2. EC出店後は手がかからないから楽?
A.成功のカギはむしろ出店後にあります!

サイトへ訪問者を引きつけるには定期的な更新が欠かせません。できればEC担当者を決めサイト運営をルーティン化しましょう。
経営者は担当者にすべてを任せつつも、業務内容を把握しておくこと。これが成否を決めるカギとなります。

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Q3. 越境ECはBtoC向けだから、ウチには関係ない!?
A.今はBtoBも越境ECです!

最近は海外向けにBtoBサイトを起ち上げ、販路を広げる企業が増えています。会員になった現地バイヤーに対して限定価格やロットに応じた割引をはじめとする様々な特典を用意することで、継続的な取引先を確保することができます。例えば、ねじ部品の製造業者のように、消費者との接点が小さく今までは越境ECとは無縁であった事業者もBtoB自社サイトにより継続的に受注を確保しているケースがあるようです。

Q4.世界へ打って出る商品がない場合はどうすればいい?
A.トレンドを意識するだけでも思わぬヒットが生まれることも

日本と海外では趣向が異なり、意外なものがヒットすることも。例えば、人気漫画をきっかけに世界で注目された市松模様や家紋等のモチーフを商品に取り入れた畳のフロアマットやこたつなど、日本特有の生活用品や伝統工芸品も人気があります。国内ではニッチなアイテムも、越境ECによって市場が拡大する可能性があります。

Q5. 越境ECはどうやって始めればいい?
A.下のステップを参考に。
迷ったら、中小機構に相談してみましょう
  • Step
    1

    Step1

    ECサイト参入前に、しっかりと自社と商品のブランディングを行います。担当者を決め、ブランディングとEC戦略を共有。

  • Step
    2

    Step2

    出店後は、SNSで情報発信を。可能であれば対象国の言語でアカウントを作成し、その言語で1日数回投稿します。また、SNSを発信する前に自分の 目で現地市場を見て感じることも重要。

  • Step
    3

    Step3

    SNS効果が落ち着いたら、現地のインフルエンサーに依頼。機能や使い心地などを現地の言葉で伝えてもらいましょう。

  • Step
    4

    Step4

    購買数だけでなく、サイトの裏側の数字を分析。PV(アクセス数)や ウィッシュリストを見て判断し、価格を再設定してみましょう。 動きが止まったら、広告出稿、商品アレンジなど、タイミングを図って施策 を打っていくことが、越境EC成功の秘訣です。

越境ECを始めたい人に朗報! 中小機構が無料でサポート!!
マッチングイベント

EC事業者と中小企業との出会いと実践の場を提供するイベントを開催しています。
ライブセミナーやオンラインワークショップなどのプログラムも充実。

モール活用型ECマーケティング支援事業

新型コロナによって影響を受けた、越境EC経験がない中小企業者を対象に、越境ECモールの出店を支援します。
欧米、東南アジアで各1モールずつ(各3商品まで)、6カ月間出店できます。

EC活用支援アドバイス

毎週火曜日と木曜日、越境EC活用についての支援アドバイスを行っています。オンライン面談も可能です。
https://ec.smrj.go.jp/advice/

Step4

ECサイトのシステムが簡単になり、最初から越境ECに挑戦する会社も珍しくなくなりました。大切なことは「思い込みは厳禁、思い切りは必須」。従来のやり方に捉われて、細かいことにこだわっていると前に進めなくなります。また、手段と目的を混同しないこと。サイトデザインに凝るよりも、モノを売るしくみを先に作りましょう。(中小企業アドバイザー(新市場開拓) 横川広幸先生)

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