TOP > 中小企業事業 > 中小企業事業トピックス一覧 > 平成17年 > 関東の清酒メーカーに在庫担保融資 ~ 動産を活用した融資で、中小企業の円滑な資金調達を後押し ~

中小公庫は、本年10月に取扱いを開始した在庫担保融資の第1号案件として、関東の清酒メーカーに対し、12月2日に長期運転 資金2千万円の融資を行いました。
在庫担保による融資は、本年10月に施行された「動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例に関する法律」において、
新たに動産譲渡登記制度が創設されたことを受け、取扱いを開始したものです。
商品等の在庫は、日々の企業活動などにより価値が大きく変動するため、一般に担保物件としての管理が難しいとされています
が、中小公庫では、事業基盤を有する中小企業者であって、在庫品目の転売・保管が容易であり、在庫管理等を含めた内部管理
体制が適切と認められるかたを対象に、在庫を担保とした融資に取り組みます。
中小公庫では、従来から機械装置等を担保評価するなど、不動産担保に依存しない融資に取り組んできましたが、在庫を担保と
した融資は本件が初めてです。
なお、本件については、酒造会社としての事業基盤等に加え、在庫管理等を含めた内部管理体制を評価し、酒類(貯蔵タンク
内の半製品及び倉庫内の製品)を担保として融資を行いました。
中小公庫では、今後とも中小企業のかたがたの資金調達の円滑化及び資金調達手段の多様化を支援するとともに、不動産担保に 過度に依存しない融資の定着に向けた政策誘導機能を発揮し、地域中小企業の活性化や地域振興に、より一層貢献していきます。