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新事業に取り組む中小企業者に資本性劣後ローンを適用~ デジタルX線センサーの製造等に取り組む医療用機械器具製造業者を支援 ~

  株式会社日本政策金融公庫(略称:日本公庫)の東京支店中小企業営二事業は、資本性劣後ローン(「挑戦支援資本強化特例制度」)を、医療用機械器具等の製造販売業者である株式会社アールエフに適用し、このたび、運転資金1億円の融資を実施しました。

  資本性劣後ローン(「挑戦支援資本強化特例制度」)は、新事業や企業再建等に取り組む中小企業の財務体質の強化を図るために、資本性資金を供給する制度で、平成20年4月より取扱いを開始したものです。本特例制度は、無担保・無保証人、融資期間15年の期限一括償還型で、融資後1年ごとに直近決算の成功度合いに応じた利率が適用されるほか、本特例による債務については、金融検査上自己資本と看做すことができ、また、法的倒産手続時は他の債務に劣後する等の特徴を有します。

  株式会社アールエフは、新事業として、従来のフィルムによるレントゲン撮影に代わるデジタルX線センサーの製造販売を展開しています。当製品はX線照射線量が少なく、現像定着液が不要であることから、人体や自然にも優しい製品として、順調に販売が拡大されています。また、これまでは、主に日本・アメリカ市場を中心に販売を行ってきましたが、今後、大手商社と組んで成長が著しい中国市場に本格的に進出することとしています。このたびの融資は、こうした本新事業の拡大に必要な運転資金を供給するものです。

  日本公庫は、国の施策に基づく政策金融機関として、今後とも本制度を活用し、中長期的な事業計画を策定して計画的に財務体質の改善に取り組む企業を支援するとともに、新事業に取り組む中小企業者を積極的にサポートしていきます。

【融資先の概要】

 

企業名 株式会社アールエフ
住 所 長野県長野市
業 種 医療用機械器具等製造販売業
新事業の概要等
  •  ・当社は、医科用及び歯科用のデジタルレントゲンや各種カメラ等の製造・販売業者で、新事業としてデジタルX線センサーの製造・販売事業に積極的に取り組んでいる。
  •  ・従来はフィルムによるレントゲン撮影が主流であったが、当社のデジタルX線センサーはフィルムに比し①X線照射線量が少ない、②現像定着液が不要、③銀塩フィルムが不要等、利便性が高く、人体や自然にも優しい製品である。また同製品は高性能かつ低価格であることから、大規模病院のみでなく小規模診療所まで導入可能であり、販売開始から約2年で市場トップシェアを獲得している。
  •  ・当社はこれまで主に日本・アメリカ市場を中心に販売を行ってきたが、新興国の医療の向上に貢献していくために、大手商社と提携しながら中国市場へ進出していくことから更なる市場シェア拡大が見込まれる。