TOP > 中小企業事業 > 中小企業事業トピックス一覧 > 平成15年 > 中小企業再生協議会案件に対し第1号融資を実施

中小公庫は、わが国経済の活性化策の大きな柱の一つである中小企業の再生支援に対する取組みを強化していますが、本年6月、中小企業再生支援協議会案件に対して第1号となる融資を行いました。
- 1 中小企業再生支援協議会の再生案件に対する融資
本年6月、中小公庫福井支店は、中小企業再生支援協議会が再生計画を策定した案件に対して第1号となる融資を行いました。再生が見込まれる事業を譲り受ける企業に対し、買取資金をメイン銀行と協調して融資したもので、従業員40名の雇用維持が図られます。
- 2 中小公庫の再生支援に対する取組み
中小公庫は、昨年11月、本店内に「中小企業再生支援本部」を設置するとともに、今年度に入って、同本部の事務局として「事業再生支援室」を設置しています。これによって、本部と営業部店が一丸となった再生支援体制を強化しており、協議会との連携以外にも、次のような具体的な取組みを行っています。
- (1)中小企業の事業再生を目的とした「事業再生支援資金」や「企業再建資金」などの特別制度(概要は別紙参照)による貸付と、企業の資金繰りの実情に応じた弾力的な償還条件変更により、資金面での再生支援を行っています。
- (2)全国5万社の顧客データベースを活用した財務診断やビジネスマッチングなどの情報提供活動のほか、具体的な経営改善提案も行っています。
中小企業の事業再生は、ひとつひとつが手作りの仕事と言えます。中小公庫は、引き続き中小企業再生支援協議会や地域金融機関などと連携し、長期固定金利の安定資金の供給、幅広い情報提供活動、そして長い期間にわたり蓄積してきた審査力(目利き)を活かし、中小企業の再生を支援していく方針です。