TOP > 中小企業事業 > 中小企業事業トピックス一覧 > 平成17年 > 「第10回アセアン進出企業の現地法人実態調査」結果

- ○ 自動車関連では83%の企業が増収、今後も93%が増収を見込んでおり、高水準を維持
- ○ タイでは自動車産業の活況を背景に見通しが明るい一方で、電機・電子関連が主力のマレーシアでは先行きに慎重な見方が広がっている
- ○ 素材価格の上昇を受け、「仕入価格の上昇」を経営課題とする企業が多い
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中小公庫は、2005年7~8月、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムに進出している取引先
現地法人(以下、「企業」という)517社を対象に企業の経営実態調査を実施した(回答企業数177社、回収率34%)。
- ・ 今回調査によれば、前期に比べ増収となった企業割合は73%と高水準となっている。個別に見ると、自動車関連は83%、
電機・電子関連では71%となっており、特に自動車関連の好調さが窺える。
今後については、全体で62%の企業が増収を見込んでいる。なかでも自動車関連では93%と高い。一方で電機・電子関連は44%にとどまっている。
- ・ 国別にみると、タイでは76%が前期に比べ増収、72%が先行き増収見込みと回答しており、同国における自動車産業の活
況を背景に、見通しは明るい。一方、電機・電子関連が多いマレーシアでは70%が前期に比べ増収と回答しているが、増収見込
みは40%と、慎重な見方が広がっている。
- ・ 今後の経営課題については、「仕入価格の上昇」が前回調査(2004年7~8月)に引き続きトップ(65%)となっており、
素材価格上昇が経営に大きな影響を与えていると考えられる。また、タイ、フィリピン及びベトナムでは「管理者の不足」も上
位となっており、現地スタッフの育成が今後の課題になっていることが窺える。