TOP > 中小企業事業 > 中小公庫レポート・調査レポート一覧 > 中小公庫レポート『研究開発型企業における中核人材の確保と育成』について
中小公庫総合研究所では、多くの企業にとってイノベーションの実現に向けての研究開発の重要性が高まる中、中小公庫レポート『研究開発型企業における中核人材の確保と育成』を発行した。
本レポートでは、既存の文献や各種統計資料等をもとに、中小企業の研究開発を取り巻く環境について概観するとともに、具体的な研究開発型中小企業の取組み事例を分析し、中核人材のマネジメントのポイントをまとめた。
本レポートの構成は以下の通りである。
1.中小企業における研究開発を取り巻く環境
企業経営における研究開発のマネジメントは、競争優位の源泉あるいは事業発展の原動力として極めて重要であるが、研究開発を担う中核的技術者については、多くの企業で強い不足感がある。研究開発のマネジメントにおいて、研究開発に携わる中核人材の確保・育成は注目すべき今日的課題である。
2.事例紹介
主として組織構造(技術者の協働のあり方)と組織文化・風土(仕組みを動かすエネルギー)の観点から、研究開発型中小企業13社に対して実施したインタビュー調査の要点をまとめた。
3.事例にみる中核人材マネジメントのポイント
組織体制や管理システムへの工夫といった明確に制度化されたマネジメントの観点から、人材採用のマネジメントと、育成および評価・処遇制度に関わるマネジメントという2つの側面に分けて、研究開発型企業の中核人材マネジメントの特徴と潮流を整理する。
4.研究開発を促進する組織文化・風土
中核人材マネジメントの高度化・多様化という潮流の中で、組織文化・風土といった要素は、企業の様々な制度的工夫・仕組みに動力を与え、研究開発に柔軟性をもたせる上で重要である。本調査では、組織文化・風土といったアプローチから「コミュニケーション」や「モチベーション」といったキーワードに注目し、制度的な工夫を活かすためのサブシステムや仕組み等について、事例分析をもとに特徴を整理する。