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中小公庫レポート06-11
中小公庫レポート「日本の鋳物工場、ドイツの鋳物工場~ものづくり基盤の国際比較~」について
中小公庫総合研究所では、世界トップレベルといわれる日本とドイツの中小鋳物工場の国際比較を行うことで、鋳物業界における中小企業のものづくり基盤技術の特性を明らかにするとともに、日本の中小鋳物工場の強みと課題について分析した標記のレポートを取りまとめた。
なお、本レポートは、調査委託先である三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱と中小公庫総合研究所の共同調査研究によるものである。
本レポートの特徴は以下の通りである。
①日本、ドイツの鋳物工場へのインタビューを実施するとともに生産現場を観察
②鋳物のものづくり基盤技術を類型化、ドイツの人材育成システムは詳細にフォロー
③日本とドイツの中小鋳物工場の詳細な企業事例の掲載
④ドイツと比較することで、鋳物の日本の中小企業のものづくり基盤技術の特性を明確化
また、本レポートの構成は以下の通りである。
- 1. 素形材産業における鋳物の位置づけ
本章では、素形材産業における鋳物の重要性、日本とドイツの中小鋳物工場の国際比較を行う趣旨、比較分析を行うための視点などについて記載している。
- 2. 日本の特徴的な鋳物工場
本章では、日本の鋳物産業の動向、特徴的な中小鋳物業者へのインタビュー調査に基づいた企業事例について整理している。
- 3. ドイツの特徴的な鋳物工場
本章では、ドイツの鋳物産業の動向について概観し、マイスター制度やデュアルシステムなどのドイツに特徴的な人材育成への取組みを紹介している。そしてドイツの特徴的な中小鋳物業者へのインタビュー調査に基づいた企業事例について整理している。
- 4. 日独鋳物工場のものづくり基盤技術にかかる比較分析
本章では、企業事例を踏まえつつ、日独の違いが最も顕著な人材マネジメントを起点に両国鋳物工場の比較分析を行っている。
- 5. 日本の鋳物工場の強みと課題
本章では、日独の中小鋳物業者の比較分析を通じて浮き彫りになった日本の鋳物工場の強み及び課題についてまとめている。