TOP > 中小企業事業 > 中小公庫レポート・調査レポート一覧 > 中小公庫レポート『若年者雇用に果たす中小企業の役割と課題~ミスマッチの解消に向けて~』について
中小公庫総合研究所では、若年者の就業を促すための中小企業の役割と課題について、先進的な中小企業の事例分析などから、標記のレポートを取りまとめた。
日本の15~64歳の生産年齢人口は1995年以降減少が続いている。中でも、15~34歳の人口は、他の階層に比べて、その減少度合いが大きく、今後の懸念材料となっている。また、同階層の労働環境は、有効求人倍率あるいは完全失業率といった指標で見ると、需給ギャップが他の階層に比べて大きい状況にある。
本レポートでは、若年者の需給ギャップの大きな要因として、雇用のミスマッチの問題があることを指摘するとともに、雇用のミスマッチに対応する上で、中小企業が極めて大きな役割を果たしうることを明らかにする。
本レポートの構成は以下の通りである。
第1章 若年雇用の現状と問題点
本章では、各種統計から、全般的にみた雇用環境を確認するとともに、若年労働力の動向を把握する。ついで、若年労働力の需給ギャップの背景にあると思われる雇用のミスマッチの問題について、年齢階層別の分析を試み、その要因についても、年齢階層別の特徴を紹介する。
1.雇用環境の変化と若年雇用の現状
2.年齢階層別にみたミスマッチの状況
3.年齢階層別にみたミスマッチの要因
①待遇面のミスマッチ
②年齢のミスマッチ
③技術・能力のミスマッチ
④意識のミスマッチ
第2章 雇用のミスマッチに対応する中小企業の取り組み
本章では、前章で述べた雇用環境の改善と若年雇用の現状を踏まえ、具体的な企業事例の分析を通じて、雇用のミスマッチに対応する中小企業の役割と課題を明らかにする。
1.中小企業に期待される役割と課題
2.ミスマッチ解消に向けた3つのポイント
①自社の特徴の具体的把握と必要とする人材の明確なターゲッティング
②若年者の関心を集める方策
③地域コミュニティと一体となった採用活動
3.企業規模別にみた取り組みの特徴
①従業員数が0~20人の小規模企業の取り組み
②従業員数が21~100人の中規模企業の取り組み
③従業員数が100人超の大規模企業の取り組み
事例紹介