TOP > 中小企業事業 > 中小公庫レポート・調査レポート一覧 > 中小公庫レポート:「産学連携・公設試験研究機関等を活用した開発型中小企業の戦略」について
中小公庫調査部では、産学官連携を活用して戦略的に事業転換や基盤強化・経営革新等を推進する開発型中小企業の取り組みについて考察した。
産学官連携は、企業側の開発ニーズの高まりと学・官側の意識高揚を背景に、ここ数年活発化している。しかし、取り組みの活発化に伴って、大学や公設試験研究機関等における受入体制の強化や産学官連携に係るノウハウの蓄積が望まれる状況にある。
先進的な大学等においては、①地域産業の振興・活性化に向けた役割を理解し、積極的に企業との接点を得ようと努力したり、②企業側と研究者とのマッチングを円滑に行うための体制強化・スタッフ増強を図ったり、③高度な専門知識を有する研究者を増強するとともに、他機関との連携強化が進められている。
こうした学・官側の連携体制強化を受けて、開発型中小企業においてはどのように産学官連携の活用がなされているのか。10社13事例について事業化プロセスの分析・考察を行ったところ、次のような「産学連携を成功に導くためのポイント」が抽出された。